コラム

2017年11月29日更新

高齢者の方のスキンケア②

老人性乾皮症を防ぐためには、日頃の予防とスキンケアが大切です。居室の湿度や入浴の方法に注意し、入浴中や入浴後に保湿剤を活用したスキンケアを行いましょう。

室内湿度について

乾燥は老人性乾皮症をはじめとした肌トラブルの大敵です。特に冬場は大気中の湿度が低くなるので、暖房を用いると空気が乾燥してしまいます。加湿器などを活用して居室の湿度を60%以上に保ちましょう。

入浴方法について

入浴は血行を促進し新陳代謝を促します。また、体を洗い清潔にすることで、皮膚本来の抵抗力を高めます。しかし、過度の洗浄は角層の脂質や細胞間脂質、天然保湿因子を洗い流してしまいます。ここでは、ご利用者様の肌を守るための適切な入浴方法を紹介します。

1. 刺激の少ない洗浄料や道具を選ぶ

ご高齢者の肌を洗う際は、肌の弱酸性を守りながら洗えるものや、低刺激洗浄成分で洗えるものなど、ご利用者様の繊細な肌に負担をかけない洗浄料を選ぶようにしましょう。また、体を洗う際は、綿の浴用タオルや柔らかいスポンジまたは手で洗います。決してゴシゴシと洗ってはいけません。

2. こすらずに泡で洗う

皮膚表面の汚れは、泡でなでるように落とします。しっかりと泡立てて包み込ようにして洗うと、摩擦による刺激も少なく皮膚トラブルを予防できます。初めから泡で出てくるボディーシャンプーなどを活用すると泡立てる手間がいりません。

3. 保湿剤入りの入浴剤を使う

入浴では、保湿成分配合の入浴剤を使用します。これによりうるおい(保湿)成分を効率良く皮膚の内部まで浸透させることができます。

4. ローションやクリームなどで保湿する

入浴後は、肌に湿り気が残っているうちにローションやクリームなどで保湿を行いましょう。保湿剤は、低刺激で伸びが良く、肌の必須成分「セラミド」の働きを補うものをおすすめします。

入浴できないときや寝て過ごすことが多いご利用者様のスキンケア

入浴できない、または寝て過ごすことが多いご利用者様には、清拭を行います。
清拭は、体を清潔に保つだけでなく、マッサージで血流を促進する効果があります。清拭でお肌を清潔にした後、セラミド機能成分配合の保湿ローションやクリームを塗布します。清拭は、ご利用者様もさっぱりとして爽快な気持ちになるだけでなく、全身の状態を観察する良い機会です。また、皮膚トラブルの早期発見にもつながります。清拭のお湯に保湿成分配合の浴用化粧料を使用することで、スキンケアをしながら清拭が可能です。

執筆:花王プロフェッショナル業務改善ナビ【介護施設】編集部

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