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飲食店販促講座:11月はボジョレーヌーボーと美味しいお肉をセットでご提案しよう

2019年11月販促カレンダーコラム

ボジョレーヌーボー解禁はいつのまにか日本の文化に根付いている

飲食店が11月に行う販促イベントで真っ先に頭に浮かぶのは、21日木曜日に解禁されるボジョレーヌーボー関連ではないでしょうか?

バブルで日本が浮かれている時代には、会社帰りのサラリーマンやOLが11月第3木曜日24時の鐘をカウントダウンしながら待ち、解禁と同時に大騒ぎするという光景がよく見られました。今の時代は当時のような熱狂的な盛り上がりはありませんが、一般的なスーパーでボジョレーヌーボーのボトルがワゴンで売られていたり、和風居酒屋などでもボジョレーのグラスワインを販売したりと、いつのまにか日本の文化に根付いていると言えます。

ボジョレー解禁と肉の日を組み合わせた販促を考えてみる

そんなボジョレーヌーボーの解禁をさらに盛り上げ、飲食店の売上アップを実現するためにおすすめなのが、11月29日の「良い肉の日」とボジョレー解禁を組み合わせた販促イベントです。

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「今日は肉の日だからステーキ29%増量!」というイベントは肉好きのお客様にとって非常に魅力的です。でも、さらに「国産黒毛和牛のステーキを頼まれた方は、お肉29%増量にプラスして、ボジョレーヌーボーのグラスワインを1杯プレゼント!」となったらどうでしょうか?

「今日は普通のステーキとお水で良いかな」と思って来店されたお客様であっても「ワンランク上のステーキを頼むと増量になってさらにワインも飲めるなら、かなりお得だ!」と注文してくださることでしょう。

国産和牛を29%増量して、さらにボジョレーのグラスを無料でプレゼントしても、原価は大してかかりません。多少原価がかかったとしても、お客様の満足度アップや、ほろ酔いでお替りのボジョレーを注文していただくことによる売上アップを実現できるのならば、飲食店にとっては大きなメリットと言えます。

11月21日から1週間連続してイベントを行う

ただ、ここで気を付けていただきたいのが、「ボジョレー解禁日である11月21日だけ」「肉の日である29日だけ」に限定してイベントをしない、という点です。

それぞれ21日、29日は競合他店でも同様のイベントを行います。となると、お客様にとっては目新しさやあなたのお店にわざわざ行く必要性を感じられなくなってしまうからです。

今年でしたら11月21日木曜日から30日土曜日まで、通しでイベントを行われると良いでしょう。また、目新しさを出すために、「ボジョレーヌーボー3種類飲み比べセット」のご提供や、「29日生まれの方にもお肉増量orボジョレー1杯プレゼント」「誕生月や日付に2か9が含まれる方にはニンニクトッピング無料プレゼント」など、他店が行っていないような視点でイベント対象者を増やしていくと、お客様の興味を引けるかもしれません。

次月に再来店していただけるような仕掛けをする

このような販促イベントを行い、お客様の満足感とお店の11月度の売上が少し上がったとしても、そこで満足はしないでください。今回楽しまれたお客様が次月以降にしっかりと再来店していただけるような仕掛けをする必要があるのです。

「本日忘年会のご予約をしてくださった方には〇〇の特典をプレゼントします。さらに、金曜日以外の平日の晩に予約をしてくださった方には、飲み放題時間を通常の2時間から3時間に無料でアップグレードします。」などのように再来店していただけるよう、こちらからプッシュ営業をしてみれば良いのです。

お客様にボジョレーヌーボーの「うんちく」をお伝えする

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「ボジョレーヌーボーってよく聞くけど、実際は何のことかよく分かっていない」というお客様も多いことでしょう。そんなお客様のために、例え手書きでも良いので、以下のような「うんちく」を書いて店内に貼っておくなどすれば、お客様に興味をもっていただけるかもしれません。

<知らなかった!ボジョレーヌーボー>    

  1. 毎年11月の第3木曜日に全世界で「解禁日」を迎える
    その昔は11月15日が解禁日だったが、「15日が土曜日や日曜日にあたるとお休みの酒屋や飲食店が多いため、商売にならない」という理由で第3木曜日が解禁日になった。
  2. フランスのボジョレー地区で収穫されたブドウのみを使って作られている
    ヌーボーとはフランス語で「新しい」という意味です。ボジョレー地区でその年に収穫されたばかりのフレッシュなブドウを使ったおいしいワインが、ボジョレーヌーボーなのです。
  3. 日本は先進国で最も早くボジョレーヌーボーが飲める国
    日付変更線の関係で、先進国の中では日本が最も早くヌーボーを楽しめる国と言われています。
  4. ボジョレーヌーボーの瓶は透明なものが多い
    一般的なワインボトルは茶色や黒色など、濃い目の色がついていますが、ヌーボーのボトルは透明なものが多いです。これは、「作りたてをすぐに飲む」人が多いため、日光による劣化などを防ぐために濃い色のボトルを使わなくても良いという理由と、「フレッシュな赤い色をよりキレイに魅せるため」と言われています。

このような「うんちく」をさりげなくボジョレーヌーボーのメニューの横などに置いておけば、お客様にさらに興味を持っていただけるかもしれませんね。

さあ、11月度の販促イベントは「ボジョレーヌーボー解禁」と「肉の日」をうまく組み合わせてお客様に訴求してみましょう!

2019年11月販促イベントカレンダー

2019年11月販促イベントカレンダー

11月度にはどのような販促イベントを実施すれば売上を伸ばせるのかを、お客様にイベントをアピールするためのキャッチコピーと共にご紹介。ボジョレーヌーボー解禁と肉の日をセットでイベントにすれば売上アップにつながるかもしれません!

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