1月は飲食店が行うべきイベントが、目白押しです。新春特別メニューや、成人のお祝い、受験合格祈願、新年会など、飲食店にとって客単価・売上を上げやすいイベントが多数あって困るほどです。
2020年1月の新春特別メニューは10日金曜日頃までしか提供できないでしょう。連休明けの14日火曜日には新春ムードはすっかりなくなってしまうと思われます。しかし、10日までは普段の料理メニューに、「新春初しぼり日本酒飲み比べセット」などをセットでご提案することで、新春ムードにあやかって売上を伸ばすことができます。
新春メニューをお客様にアピールするためには、「お年玉抽選会」の開催をおすすめします。
例えば居酒屋などでは、1時間に1度お客様に向かって「これからお年玉抽選会を開催します。スタッフが数字の書かれたクジを引くので、お持ちのスマホ・携帯電話の下一桁が同じ数字の方には、ドリンクを1杯無料プレゼント!」「2回目の数字と同じ下一桁の方には、新春飲み比べセットを半額でご提供!」などと大きな声で説明することで、新春メニューをアピールすることができるのです。
地域によって式典の開催日に違いはありますが、2020年の成人の日は13日月曜日です。11日から13日の3連休は「お酒は呑んでも飲まれるな!お父さん、お母さん、今日は可愛いお子さんにお酒の飲み方を教えてあげましょう」という感じで成人の日をお祝いするメニューを用意するのも良いですね。
「新成人(20歳以上の方)にはお好きなお酒を1杯無料でプレゼント!」としておけば、ほぼ間違いなく乾杯するためにご両親の分のお酒もオーダーしていただけるはずです。我が子の成長に目を細めているご両親は、きっと嬉しくなって追加のお酒もご注文してくださることでしょう。
ちなみに新成人の年齢は2022年から18歳に引き下げられますが、飲酒が可能なのはこれまでと変わらず20歳以上です。2022年からは、成人の日のお祝いイベントの内容をお酒以外のものに変更したほうが良いかもしれませんね。
1月18日・19日の土日には最後のセンター試験が行われます。また、中学・高校でも1月26日や2月4日などに入学試験を実施する学校が多いようです。
入学試験の受験生にはカツ、ウインナー、納豆、レンコン、鯛、オムスビなどを入れたゲン担ぎメニューがよろこばれるでしょう。メニューにもしっかりと「ウインナーはWinner、納豆は粘り強く、レンコンは穴が通っている(試験に通る)、鯛はメデタイ、オムスビは願いが結ばれる、という意味が込められています」などの注釈文をつけておくと良いですね。
さらに、「当店では受験生の方には熱々の料理・スープなどをご提供しません」と宣言されることをおすすめします。「試験で高得点を獲得するためには、集中力が勝負です。でも、熱いものを食べて舌を火傷してしまうと、集中力が鈍ってしまうのです。この舌の火傷を防ぐため、当店では受験生の方には熱々の料理をご提供したくないのです。」とお伝えすれば、お店のさりげない気遣いがいいとSNSで拡散してもらえるかもしれません。
もちろん、受験生がお帰りの際には、キットカットを2つお渡ししながら「きっと勝っつ!(キットカットの複数形)です。頑張ってください!」とお見送りするなど、合格祈念のお土産をお渡ししてくださいね。
1月のカレンダーを見てみると、年始は6日月曜日から始業の会社が多いでしょう。とすると、新年会は早ければ10日、一般的には17日か24日の金曜日に予約が入りやすそうです。
できるだけ年内から「1月の新年会は17日・24日(金)が激戦です。お早目に予約をしてくださいね」という感じで、店内に新年会予約促進POPを貼り出しておくと良いでしょう。もちろん「今日ご予約をいただくと、〇〇をプレゼント!(もしくは割引)」などの特典もつけておきましょう。
さあ、1月は客単価と売上をアップできるイベントが目白押しです。競合他店があらゆる手を使って販促を仕掛けてくるであろう中、あなたのお店が何も手を打たなければ、負けてしまいます。
年内からしっかりとメニューを考え、POPなどを作成しておき、年明けから良いスタートダッシュが切れるように頑張っていきましょう!
1月度の販促ネタは「新春」「成人式」「受験」「新年会」と連続します。カレンダーをしっかりと確認して、どのタイミングでどの販促をすべきかを考えましょう。お年玉抽選会実施もお忘れなく!
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