気象庁によると、東京の2月の平均最低気温は2018年が1.3度、2019年は3.3度だったそうです。最近は暖冬が続いていると言われていますが、やはり2月はかなり寒いのですね。
飲食店では、雨が降ったり気温が低くなったりすると、どうしても客足が遠のいてしまいがちです。売上アップのために「雨の日販促」を実施されている飲食店も多いでしょうが、ぜひ「寒い日割引」を実施して売上を伸ばしてみませんか?
例えば、「予想最低気温が0度以下の日には、ケーキご注文の方にフレーバーティーを無料プレゼント!」や「ご来店時の気温が5度以下の場合にはカニ汁無料!」などのように、寒い日にはあの店に行くと少し特典がもらえるぞ、ということをお客様にアピールしてみるのです。
など、お店の地域特性や気温を考慮してプレゼント条件や内容を考え、自店のことを思い出してもらえるように訴求すると面白いかもしれません。お客様同士が「今日は寒いね~」「そうだね。あ、寒いということは田中食堂に行ったら良いことがあるかも。今日の特典をTwitterで確認してみよう!」と日常の会話の中で自店を思い出してもらえるのが理想ですね。
もちろん、特典は冬シーズン中ずっと同じではなく、「今日はカニ汁、明日は熱燗、その次は・・・」としっかりと事前にスケジュールを立てておきましょう。
寒い日特典は、飲食店だからと言って食べ物・飲み物に限定しなくてもお客様に喜んでいただけます。
例えば、寒い日にご来店してくださったお客様には「熱しぼ(熱々のおしぼり)」をご提供した後に、使い捨てカイロをプレゼントすると喜ばれます。また、足元が冷えている方が多いので、膝にぐるっと巻きつけられるほどの大きなブランケットを貸し出すのも良いでしょう。
火事や事故には気を付けなければいけませんが、温風ヒーターをお客様の足元に置いて暖を取っていただいている飲食店もありますよ。
使い捨てカイロは、量販店で大量に購入すればあまりコストはかかりません。ブランケットは、一度買ってしまえば使いまわしが効きます。
かかるコストとお客様の好反応(リターン)を考えれば、導入を前向きに検討していただいても良いのではないかと思います。
もう一つ2月の飲食店販促に欠かせないのが、恵方巻きです。
コンビニの恵方巻き販売戦略失敗によるフードロスがここ数年連続して報道されていますが、ニュースになる程、節分に恵方巻きを食べるという風習は、日本中に広がっていると言えます。
というように、店内に「今年の恵方巻きを食べる方位(恵方)」や「恵方巻きを食べる際のお作法」を示しておくのも面白いですね。
ちなみに、恵方とは、陰陽道(おんようどう)で、その年の福徳を司る神である歳徳神(としとくじん)が在位する方位を指し、その方位に向かって事を行えば何事も吉とされています。
また、恵方巻きを食べる際のお作法は
ことが良いとされています。知っているようで知らないこともあるのではないでしょうか。
ただ、「恵方巻き」を海苔巻に限定してしまうと、この販促ができる飲食店は限られてしまいます。そこでおすすめなのが、「少し長めの食べ物」をすべて恵方巻きに見立てて販売してしまう、という戦術です。
例えば、ロールケーキが有名なケーキ屋では、恵方巻き程度の細長いロールケーキを期間限定で作り、「恵方ロール巻き」として販売すれば良いでしょう。
同様に、フランスパンでもチュロスでもアスパラガスでもキュウリの漬物でも、細長い食べ物は全て恵方巻きに見立ててしまうことが可能です。過去にはケチャップライスを卵焼きで包んだ「恵方巻きオムライス」や野菜をたっぷり挟んだ「ヘルシートルティーヤ」などが変わり種恵方巻きとして話題になりましたね。
海苔巻を出せない業態の飲食店であっても、このように趣向を凝らせば、恵方巻きブームに乗って売上を伸ばすことが可能です。
ぜひ自店で普段から使っている食材を使って変わり種恵方巻きを作ることができないか、検討してみてくださいね。
もちろん、せっかく恵方巻き販促を実施するからには、POPなどでしっかりとお客様に訴求することをお忘れなく!
2月度の販促ネタは「寒い日販促」と「恵方巻き」です。寒い日に自店を思い出してもらえるよう、また和食店以外でも恵方巻きに見立てた料理をご提供することで、売上をアップしていきましょう!
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