危険性の高い主な病原体

古代より確認されている感染症から近年拡大している感染症まで、世界で死亡が報告されている感染症について解説します。

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主な感染症と死者数

人類を脅かす感染症

人類を脅かす感染症との戦いは、紀元前から続いています。現在は根絶されましたが、古代から人類にとって脅威だった感染症の1つが天然痘です。紀元前157年に死亡したと言われるエジプトのラムセス五世のミイラに、天然痘の痕跡が残っていたことが分かっています。天然痘は、天然痘ウイルスを病原体とする感染症です。古代から何度も流行し、その感染力、罹患率、致命率の高さについてはよく知られていました。天然痘ワクチンの接種が進んでからは発生数が減少しましたが、20世紀以降の近代まで流行が続いていた感染症でもあります。世界保健機関が「世界根絶宣言」を出した1980年以降は、世界で天然痘の発生は確認されていません。

また、ヨーロッパを中心に猛威を振るったのがネズミなどの野生動物や家畜に寄生するノミを媒介にして細菌感染するペストです。ペストは歴史上何度も流行し、14世紀に起きたヨーロッパの大流行では人口の4分の1から3分の1以上が失われました。

20世紀以降には、ヒトが免疫を持たない新興感染症が複数流行し、多くの死亡者を出しています。
近年発生し死亡例が報告されている新興感染症として深刻なものには1997年の高病原性鳥インフルエンザ、2003年のSARS、2012年のMERS、そして2019年に発生し、600万人以上の死亡者を出している新型コロナウイルスがあります。

世界的に流行した感染症と患者数・死者数

まとめ

天然痘やペストなどの感染症は過去に猛威を振るい、人口を大幅に減らすほどの死者を出しました。近年でもウイルスを変異させて世界に広まる新型インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などの新興感染症が存在します。

すでに治療法が確立されている感染症であっても、免疫力が低い高齢者や子供は依然として死亡に至るリスクがあります。これら危険性の高い感染症を予防するためには、それぞれの病原体の感染経路を把握した上で、一層の感染対策や衛生管理が求められます。

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