キラリアハイジーン

「クラスターってなに?」 
今さら聞けない『感染症』シリーズ

2023.07.27


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新型コロナウイルス感染症の世界的な流行によって、一般の人たちもよく耳にするようになった「クラスター」という言葉ですが、意外と「クラスターとはなにか?」、 よく理解できていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現在では、新型コロナウイルス感染症は2023年5月8日から感染症法上「5類感染症」に位置づけられたことで、感染対策の実施に関しては個人・事業者の自主的な判断と取組が基本となりました。しかし、ウイルスの脅威が完全に去ったわけではなく、全国各地で依然としてクラスターは発生しています。またいつ新たな感染症が流行・拡大しクラスターが頻発しないとも限りません。そのため、今と未来への備えとして「クラスター」について正しく理解しておくことも大切です。 
 
そこで今回は、言葉は知っているけれど、その意味がよく理解されていない新型コロナウイルス感染症における「クラスター」について詳しく解説していきます。

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もともとは、感染症とは関係のない言葉だった。

―クラスターとは?

もともとは「集団」「群れ」といった意味をもつ感染症とは全く関係のない単語で、主に数学、化学、情報分野などで専門用語として使われていた言葉です。感染症に関して使われる場合は、「特定の感染疾患が集まった集団」「小規模な集団感染」といったように、患者集団を指す言葉となります。
 
5類感染症に位置づけが変更したことによって、厚生労働省HPでのクラスターに関する表現は下記のように変更されています。(2023年6月26日時点)
 
5類移行前:「接触歴等が明らかとなる5人程度の発生」
5類移行後:「感染経路が追えている数人から数十人規模の患者集団を指す」

―クラスターが発生しやすい施設とは?

厚生労働省が発信している「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」の「集団感染等発生状況」によると、クラスターが発生しやすい場所として福祉施設や医療機関、学校・教育施設等が挙げられていました。(期間;2023年1月23日~29日)
また、国内で感染が明らかになった方のうち8割の方は、他者に感染させていないことが明らかになっている一方で、スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テントなどでは、1人の感染者が複数に感染させた事例が報告されています。このように、同じ空間で長時間にわたって他者と過ごす施設では、感染リスクが高くなってしまうようです。

全国の集団感染発生件数(2023/01/23〜2023/01/29)

全国の集団感染発生件数の円グラフ(集計期間2023年1月23日~1月29日):トータル630件中、医療機関144件(15%)。福祉施設459件(40%)。高齢者福祉施設412件(38%)。児童福祉施設16件(1%)。障がい者福祉施設31件(3%)。学校・教育施設等26件(2%)。企業等1件(~1%)。

―クラスターが発生しやすい状況とは?

では、どのような環境や状況で「クラスター」は発生しやすいのでしょうか?厚生労働省のサイトで発信されている国立感染症研究所がまとめた「クラスター事例集」では、各施設でのクラスター発生事例が報告されています。

■院内

  • 処置やリハビリ時の感染対策の不徹底による職員の感染
  • 休憩室など換気が悪く、密な場所での感染
  • 感染に気付かないまま、施設へ退院、退院先で感染波及

■カラオケを伴う飲食店

  • マスクを着用せず、長時間歌うという人が多かった

■職場の会議室

  • 締め切った空間に一同に会して、プレゼンや議論をするので3密になりやすい

■接待を伴う飲食店

  • 流行地域から来た利用客から店員へ感染
  • 接客時に3密(密閉・密集・密接)となり、店員から利用客へ感染
  • 有症状の店員が勤務を継続して店舗利用者と店員に感染が拡大

■バスツアー

  • マスク未着用で、マスク着用の感染者と短時間の会話を数日行った
  • マスク着用の感染者の後ろに長時間座っていた

これらの事例を見ると、マスクの未着用や感染した自覚のない人からの波及などの個人の対策不足に加えて、会議室や休憩室での3密状態や従業員の健康管理不足などの施設の対策不足もクラスターを発生させる要因となりえるようです。

―まとめ

今回の、今さら聞けない『感染症』シリーズは、「クラスター」について解説しました。ここ数年よく耳にすることになった新しい用語ですが、今後「集団感染」を意味する用語として定着していくことでしょう。
新型コロナウイルスは感染症法上、2類から5類へと位置付けが変わったものの感染症に罹患するリスク自体が軽減したわけではなく、いつまた感染者が増加するかもしれない脅威として存在しています。
記事中で紹介したクラスター事例集にもありましたが、3密状態や他者と共通で利用する場所は感染リスクが高いことは否めません。パンデミックを経験した私たちは、油断することなく定期的な手洗いや手指消毒、施設の周辺環境の清掃など、基本的な感染対策を継続していく必要があるのではないでしょうか。

Kiralia(キラリア)とは?

Kiraliaとは、キラリアハイジーン株式会社が提供するサービスです。社会の衛生を守るための対策を行う事業者の皆様に、最適な衛生対策を継続して提案いたします。

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食品の衛生管理ご担当者向けのソリューション「Kiralia FOOD SAFETY」は衛生管理を徹底し、安全安心な食の実現をサポートします。PDCAサイクルを円滑に回し、衛生管理体制の構築をお手伝いするので自主衛生管理のレベルアップが可能です。PDCAサイクルは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字を取った改善方法です。PDCAサイクルは、継続的な業務管理や品質改善に有効なフレームワークとなっています。

Kiraliaは感染予防と食品衛生の2つのトータル衛生ソリューションプログラムによって、本質的な衛生課題を発掘し、確実で労務負荷が少なく実行できる解決方法をご提案します。

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