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情報誌 花王ハイジーンソルーション No.34
(2025年11月)


花王ハイジーンソルーションNo34 口腔ケアと認知症 備える新興感染症と災害対応 ~求められる総合的な視点~ 無料ダウンロードはこちら

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口腔ケアと認知症

大垣女子短期大学歯科衛生学科学科長
松下 健二

1.はじめに

 日本は超高齢社会を迎え、認知症患者数は増加の一途をたどっています。令和6年高齢社会白書によると、65歳以上の認知症及び軽度認知障害(MCI)の高齢者数は2022年では認知症が443.2万人(有病率12.3%)とMCIが558.5万人(有病率15.5%)であり、2040年には認知症が584.2万人(有病率14.9%)とMCI、612.8万人(有病率15.6%)になると推計されています。また、それにともない2040年にかけて医療・介護給付費は2020年の1.5倍の80.5兆円にまで増大すると見込まれています。認知症患者においては口腔衛生の維持が困難になり、歯磨きの自立度や義歯管理能力が低下するため、口腔環境は悪化しやすいと言えます。さらに残存歯が多い高齢者では、う蝕、歯周病やインプラントなどを有しており、口腔内が汚染しやすい状況であるため、誤嚥性肺炎のリスクが高まりやすいです。近年、口腔機能と認知機能の関連も指摘されており、歯の喪失や咀嚼力低下が認知症のリスクを高めることが注目されています。また、歯周病や歯周病菌がアルツハイマー病の発症や進行に関与する可能性も考えられます。したがって、高齢者における口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防に加え、認知機能維持やQOL向上に資する重要な取り組みです。
 本稿では、認知症と口腔の健康との関連性について解説するとともに、認知症予防と認知症患者の口腔ケアの考え方について述べたいと思います。

2.認知症とは

 認知症は認知機能の障害により社会生活が困難になる病気の総称です。認知症の症状は中核症状と周辺症状に分かれます。中核症状は記憶や判断力、理解力の低下で、物忘れや場所・時間の混乱、家事の段取り不良などが現れます。一方、周辺症状(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia:BPSD)は幻覚・妄想・徘徊・介護抵抗・興奮などで、性格や環境により出現が異なります。認知症の原因疾患には、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などがありますが、全体の約7割はアルツハイマー型認知症(AD)です。ADは記憶や言語などの認知能力が漸進的に低下し、神経細胞が失われることで進行し、最終的には死に至る疾患です。ADの特徴は脳内のアミロイドβ(Aβ)凝集体(老人斑)や神経原線維変化(NFTs)の形成で、これらがミクログリアを活性化し神経炎症を引き起こすことで神経細胞を障害し、病態形成に関与すると考えられています。脳内の炎症とミクログリア活性化がAD発症や認知機能低下の重要な要因とされます。

3.歯の喪失と認知症

 大脳皮質の体性感覚野や運動野の約半分が口腔に関与しており、口腔機能と脳機能は密接に関連していることが知られています1)(図1)。

図1 脳と口腔の繋がり(ペンフィールドの脳地図)

脳と口腔の関係を示すペンフィールドの脳地図。感覚野と運動野における口や手などの身体部位の対応を示し、口腔機能と脳機能の関連を説明する図。

コホート研究の結果では、保有歯数が少ないほど認知機能が低く、認知症リスクが高いことが示されています。歯の喪失は咀嚼機能低下につながり、脳血流や脳神経活動の低下とともに栄養状態の悪化を引き起こすことで認知機能の低下に寄与する可能性が考えられています。九州大学のグループは、65歳以上の住民22687人のレセプトデータを用いて奥歯の咬合状態とAD発症との関連を調べました。その結果、臼歯部の咬合が一部または完全に喪失している人は、臼歯が左右とも完全に咬合している人と比較して、ADの発症率が1.34倍高いことが明らかになりました2)。また私たちの研究グループは、老齢マウスの上顎大臼歯の抜去により認知・学習機能低下や多動性の亢進、攻撃性の増加が見られるとともに、海馬での老化関連遺伝子発現増加、ミクログリア増加、神経細胞活動低下が観察され、歯の喪失が脳の老化や炎症を促進する可能性があることを明らかにしました3)(図2)。

図2 上顎第一臼歯の喪失が脳におよぼす影響

老齢マウスで上顎第一臼歯を抜歯した際の脳への影響を示す図。歯の喪失による認知・学習機能低下や海馬の老化関連マーカー増加と神経細胞減少を示している。

加えて、若齢マウスを柔らかい餌で飼育した結果、先の抜歯マウスと同様の行動変容や脳組織の変化が観察されました。また、このマウスの餌を固形のものに変更することで、一部の脳機能が回復することを見出しました4)(図3)。

図3 軟食飼育が脳におよぼす影響

マウスを軟食で飼育した場合の脳機能変化を示す図。軟食飼育によって運動機能や認知機能が低下し、攻撃性が高まる傾向を表している。

以上のことから、歯の喪失や咀嚼機能低下は認知機能低下と密接に関連する可能性が考えられます。歯の喪失の最大の原因はう蝕と歯周病であるため、認知機能の維持のためにう蝕と歯周病をしっかりケアすることが推奨されます。

4.歯周病、歯周病菌と認知症

 AD患者は健常者に比べて口腔疾患の発症率が高く、舌や口唇の動き、咀嚼・嚥下機能などの口腔機能低下により自身での口腔ケアが困難となるため、歯周病やう蝕のリスクが高まります。さらに、AD患者では唾液分泌量が低下しており、口腔内細菌の増加を招きます。微生物叢の変化は不安、うつ病、自閉症、パーキンソン病、ADなどの精神・神経疾患と関連することが示されており、AD患者では腸内細菌の多様性が低下し、Bacteroidetes門の細菌が減少していることが報告されています。口腔内にも700種以上の細菌が存在し、16S rDNAシーケンス解析によりAD患者と健常者の口腔細菌叢は多様性が有意に異なることが示されており、認知機能低下やAD病態進行と口腔細菌叢構造の変化は関連する可能性が指摘されています。そして、一部の口腔細菌がAD患者の剖検脳組織から検出されることが報告されています。口腔細菌の脳への伝搬経路として、①口腔細菌が腸管経由で血流を介して脳に伝搬される、②歯周組織経由では歯磨きや咀嚼後に一過性の菌血症が生じ、歯周組織から血流を通じて脳に細菌や炎症性サイトカインが到達する③口腔内の三叉神経経由で口腔スピロヘータ属が脳内に移行する、などの可能性が指摘されています。
 近年、歯周病とADの関連は注目されている。歯周病の臨床指標(歯周ポケット深さ、出血指数、アタッチメントレベルなど)と認知機能低下には有意な相関があること、歯周病に罹患していない者に比べ歯周病患者はAD発症リスクが1.7倍高く5)、認知機能低下も早いことが報告されています。国立長寿医療研究センター・もの忘れセンターで実施した、認知症患者を対象とした横断研究の結果では、視空間機能障害、注意力障害、単語想起・認識障害、命令に従えないなどの認知機能低下は、独立して歯周病と強く関連していました6)。また、本研究から、認知症と口腔の健康状態との関連性が明らかになりました(図4)。

図4 認知機能の低下と口腔の状態の変化

健常から軽度認知障害、認知症への進行に伴い、口腔清掃意欲の低下、歯周病悪化、滑舌や嚥下機能低下が生じる様子を示す図。

MCI患者では健常者に比べて、口腔清掃意欲が顕著に低下しています。また、認知症患者ではMCI患者に比べて、口腔の汚れが顕著であり、歯周病が悪化しており、合わせて滑舌の低下や嚥下機能の低下が観察されました7)。歯周病菌(Porphyromonasgingivalis、Prevotella intermedia、Actinobacillus actinomycetemcomitans など)の感染によって歯周炎を惹起したマウスでは、認知機能低下、海馬・大脳皮質の神経細胞脱落、ミクログリア活性化が観察され、AD様病態が形成されることが示唆されています。特にP. gingivalis はAD患者の剖検脳で高頻度に検出され、同菌が産生するトリプシン様システインプロテアーゼ(gingipain)がAPP切断、Aβ産生促進、tauリン酸化、補体活性化、ミクログリア活性化などを介してAD病態形成に重要な役割を果たすことがマウスモデルで確認されています8)。加えて、P. gingivalis 全菌投与で実験的歯周炎を誘発したマウスにおいて、認知機能低下、海馬でのAβ沈着増加(図5)、脳内の炎症性サイトカインやLPSの上昇が確認されています9)。口腔内のP. gingivalis は血流や腸管を介して脳に移行します。

図5 歯周病菌感染による老人斑の増加

歯周病菌を投与したマウス脳で老人斑が増加していることを示す写真。歯周病菌感染がアルツハイマー病様病変を誘発することを示唆している。

通常それらは血液脳関門( Blood-brain barrier: BBB)を通過しませんが、血液中の炎症性メディエーターや細菌の毒素がBBBに作用することで、血管の炎症や血栓を誘発し、その結果脳血流が低下します。加えて、BBBの透過性が亢進することで細菌が脳内に侵入する可能性が高まります。脳実質に侵入したP. gingivalisやその毒素は、Aβの産生を亢進させるとともにAβと協働してミクログリアを活性化し自然免疫反応が誘発されることで、神経細胞が傷害されます。このような脳炎症と神経細胞の変性がADの病態を悪化させる可能性が考えられます(図6)。さらに、欧米において643人の軽度・中等度アルツハイマー型認知症患者を対象に行われた、gingipain阻害剤Atuzaginstatの第II/III相の経口投与試験では、口腔内にP. gingivalis感染が認められた患者では、認知機能低下の速度が30〜50%低下することが確認されました10)。この結果は、P. gingivalisがアルツハイマー病増悪因子であることが臨床的に証明するとともに、歯周病菌が新たな治療ターゲットとなる可能性を示唆しています。

図6 歯周病菌が関与するアルツハイマー病 病態の増悪機序(仮説)

歯周病菌P. gingivalisが血液脳関門を通過して、Aβ産生を促進し、アルツハイマー病病態を悪化させる仮説モデルを示す図。

 5. 認知症予防を考慮した口腔ケア

 認知機能低下や認知症の予防や進行を防ぐためには、口腔の衛生状態を維持しう蝕や歯周病を予防して、歯の喪失を防ぐことが重要となります。認知症の発症は70歳後半に増加してきますが、その原因物質と考えられているAβの沈着は、50歳くらいから始まっています。その時期は、歯周病の発症が増加する時期でもあるため、中年期以降の歯周病ケアは認知症予防に重要であると考えています。そのためには、毎日の丁寧なセルフケア(自宅での歯磨き)と定期的な歯科医院でプロフェッショナルケア、そして禁煙やバランスの取れた食事などの生活習慣の改善が重要です。毎日のセルフケアでは、柔らかめの歯ブラシを用いた食後の歯磨きとその際の歯間ブラシやデンタルフロスの併用、合わせてかかりつけの歯科医院での3〜6ヶ月に一度の定期検診を受け、歯磨きや歯石の付着、歯周ポケットの有無、歯茎からの出血の有無をチェックしてもらい、必要に応じて歯石除去や歯磨きの指導を受けるのがよいでしょう。さらに、60歳を過ぎると、咀嚼機能、嚥下機能や滑舌の低下が見られ、それらは認知機能の低下と関連していることが明らかになっています。歯科医院において口腔機能を調べてもらい、低下が見られた場合は口腔機能向上プログラムを実施しましょう。

6. 認知症患者で留意すべき口腔ケア

 認知症患者は、見当識障害や判断力低下で自己管理が困難なケースが多いです。加えて、発音障害、嚥下障害、ジスキネジアといった口腔機能の低下や全身疾患に起因する口腔乾燥等から、虫歯や歯周病が進行しやすいです。さらに非協力的態度や訴えの乏しさにより治療の機会を逃しやすく、また歯科医の対応が困難な場合も多いため介入が遅れがちです。認知症患者では歯科治療の実施時期は限られ、複雑な治療は困難です。一方、口腔ケアは初期から終末期まで必要で、誤嚥性肺炎や口腔感染予防が主目的となります。特にブラッシングによる機械的清掃が有効であり、セルフケアや家族への指導も重要です。また、認知症患者の口腔ケアは原因疾患や症状に応じ個別対応が必要です。さらに、BPSDによる口腔衛生管理の拒否がみられるため、患者のペースや工夫を取り入れた柔軟な実施が求められます。拒否が多い原因として以下の事項も認められます。①覚醒が悪い、②口腔内の疼痛がある、③口腔ケアの必要性を認識できない、④口腔内を他人に見せたくない、⑤過去の口腔ケア時の不快な記憶がある、⑥口腔、口唇への刺激に対して、過度に緊張する、⑦口腔ケア時の水分が咽頭に流入し、息苦しくなる、⑧開口保持ができない等。したがって、対象者の心理や口腔状態に合わせて、言語的・非言語的なコミュニケーションを十分とり、不安や緊張を抱かせないような工夫をとりながら実施することが重要です。また、歯科衛生士等の専門職の介入は、認知症患者の口腔ケアの質を高めるとともに、介護職員のケア技術の向上を図れる可能性があります。
 認知症患者には進行性で病期ごとに適切な対応が可能であり、個別的な口腔ケアの工夫が必要です。認知症患者への口腔ケアでは、患者が納得してもすぐ忘れるため、信頼するキーパーソンと共に受診することが重要です。治療やケアは短時間で行い、周辺症状や体調に応じて介入のタイミングを調整します。口腔ケア時は、患者の理解や動作に合わせ、一度に指示せず段階的に行うことが望ましいです。また、ブラッシングなどの動作を実際に見せ、器具に触れさせることで安全性を認識させる。高齢者は義歯を使用していることが多く、家族も管理が疎かになりがちであるため、患者のセルフケア能力を把握し、家族や介護者の負担を抑えた指導が必要です11)(図7)。
 口腔の自浄作用が低下しセルフケアが困難な認知症患者においては、口腔乾燥対策、う蝕や歯周病予防のための抗菌剤入りのデンタルリンスを併用や電動歯ブラシによるプラーク除去が有効である場合があるでしょう12)。しかし、過度の薬剤使用は口内炎などリスクを伴うため、歯科医師の指示下で行う必要があります。さらに、認知症患者では、口腔機能低下により舌苔の付着が多く観察されるため、本人や介護者による適切な舌苔除去が望ましいと考えます。

図7 認知症患者さんの口腔ケアの要点

認知症患者の口腔ケアを行う際の要点をまとめた図。キーパーソンの同席、短時間ケア、動作を見せながら説明、家族指導などの実践的ポイントを示している。

7. おわりに

 歯周病や歯の喪失は咀嚼機能低下や偏食・低栄養を招き、認知機能低下や認知症悪化の要因となる可能性があります。口腔細菌や歯周病菌がアルツハイマー病に関与することも示唆されており、高齢者の口腔ケアは誤嚥性肺炎予防だけでなく、認知機能維持やQOL向上に重要です(図8)。認知症患者では感染予防や口腔機能維持を重視した早期の予防的治療が求められ、多職種連携による口腔管理が肝心です。本稿をきっかけとして、高齢者における口腔ケアの重要性の認知が広がれば幸いです。

図8 歯の喪失、歯周病と認知症

歯周病や歯の喪失が咀嚼機能低下、低栄養、脳血流低下を介して認知機能低下や認知症悪化につながるとともに、歯周病菌感染も認知機能低下につながる流れを示す図。

用語の説明

軽度認知障害(MCI):認知症の一歩手前の状態。日常生活には大きな支障はないが、物忘れが増えている。
中核症状:認知症の基本的な症状。
周辺症状(BPSD):認知症に伴う行動や気分の変化。
ジスキネジア:自分の意思とは関係なく体が動いてしまう「不随意運動」。
アミロイドβ(Aβ):アルツハイマー病患者の脳にたまる異常なたんぱく質神経原線維変化(Neurofibrillary tangle, NFT):脳の神経細胞の中にできる「異常なたんぱく質のかたまり」。神経細胞死の原因となる。
ミクログリア:脳の中の免疫細胞。異常なたんぱく質に反応して炎症を起こす。
コホート研究:人の集団を長期間追跡し、病気との関係を調べる研究方法。
レセプトデータ:医療費請求の記録データ。どんな治療を受けたかがわかる。
口腔細菌叢:口の中に住んでいる細菌の集まり。
16S rDNAシーケンス解析:細菌の種類を遺伝子で調べる方法。
菌血症:細菌が血液の中に入ってしまう状態。
血液脳関門(BBB):脳を守るフィルターのような仕組み。血液中の有害物質が脳に入らないようにしている。
gingipain:歯周病菌P. gingivalisが出す蛋白分解酵素。
GFAP(Glial Fibrillary Acidic Protein):アストロサイトという脳細胞の構造タンパク質。脳損傷、脳の老化や認知症で増加。

参考文献

1)Rasmussen, T., Penfield, W.: Further studies of the sensory and motor cerebral cortex of man, Fed Proc 6(2):452-60,1947. 
2)Miyano, T. et al.: Association Between Reduced Posterior Occlusal Contact and Alzheimer’s Disease Onset in Older Japanese Adults: Results from the LIFE Study, J Alzheimers Dis 97(2):871-881, 2024.
3)Furukawa, M., Matsushita, K. et al.: Molar loss induces hypothalamic and hippocampal astrogliosis in aged mice, Scientific Reports 12: 6409, 2022.
4)Furukawa, M., Matsushita, K. et al.: Long-Term Soft-Food Rearing in Young Mice Alters Brain Function and Mood-Related Behavior, Nutrients 15(10):2397, 2023.
5)Chen CK et al. Association between chronic periodontitis and the risk of Alzheimer’s disease: a retrospective, population-based, matched-cohort study. Alzheimers Res Ther, 9:56, 2017. 
6)Saji, N., Matsushita, K. et al.: Cross-Sectional Analysis of Periodontal Disease and Cognitive Impairment Conducted in a Memory Clinic: The Pearl Study, J Alzheimers Dis 96(1):369-380, 2023.
7)Ishihara, Y., Matsushita, K. et al.: Oral diadochokinesis performance correlates with mild cognitive impairment: a cross-sectional study, BMC Oral Health 3;25:891, 2025.
8)Ingar, O.: Porphyromonas gingivalis-Induced Neuroinflammation in Alzheimer’s Disease, Front Neurosci 15:691016, 2021.
9)Ishida, N., Matsushita, K. et al.:Periodontitis induced by bacterial infection exacerbates features of Alzheimer’s disease in transgenic mice, NPJ Aging Mech Dis, 3:15, 2017.
10)GAIN Trial: Phase 2/3 Study of COR388 in Subjects With Alzheimer’s Disease. https://clinicaltrials.gov/study/NCT03823404?cond=GAIN%20Trial:%20Phase%202%2F%E2%80%8B3%20Study%20of%20COR388%20in%20Subjects%20With%20Alzheimer%27s%20Disease&rank=1
11)大野友久, 守谷恵未:新編 超高齢社会のための専門的口腔ケア 要介護・有病者・周術期・認知症への対応, 角保徳(編)医歯薬出版,2017. 
12)Fjeld, KG et al.:Effect of electoric toothbrush on redidents’oral hygine: a randomized clinical traial in nursing homes, Eur J Oral Sci 122:142-148, 2014.

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