流水でしっかり洗ったあと、
次亜塩素酸ナトリウムなどで殺菌する
流水で洗う
非加熱で提供する食品の洗浄は、流水洗浄だけでは不十分になりやすいです。
実際、2016年に某介護施設で非加熱のキュウリを原因とする食中毒事件が起きた例もあります。
必ず食品用の洗浄剤や、食品添加物として使用できる次亜塩素酸ナトリウムなどを使うようにしましょう。
生野菜を水洗いのみで提供→O-157 発生 高齢者6名が死亡
厚生労働省や地域などによるマニュアルにより情報が整備されている一方で、実際の食品の殺菌方法などは現場の裁量に任せられているという実態もあり、現場に正しい知識と能力が求められるように。
✓流水でしっかり洗ったあと、次亜塩素酸ナトリウムなどで殺菌する
手洗い・手指消毒をしたうえで
新しい手袋に取り替え、作業に戻る
そのまますぐに
作業に戻る
配膳・盛り付けなどの作業中に、手袋のまま伝票にサインをしたり、電話対応をすると、手袋に菌が付着し、そのまま作業に戻ると二次汚染に繋がります。作業に戻る際は、手袋を取り、手洗い、手指消毒をしたうえで新しい手袋に取り替えましょう。
✓手洗い・手指消毒をしたうえで新しい手袋に取り替え、作業に戻る
洗剤で洗浄したあとに
消毒剤で消毒
水を飲んだだけなので水洗い
もしくは水洗いしたあとに消毒剤で消毒
入所者が水分補給の際に使用するコップや吸い飲み(らくのみ)は、使用毎に洗剤で洗浄し清潔にしておく必要があります。また洗剤を使わずに水洗いのみした後に消毒しても、汚れが残っているため十分に効果を得られないことがあります。
✓洗剤で洗浄したあとに消毒剤で消毒。
計量カップ等の計量ツールを
使って測っている
マニュアルはあるが、
慣れてきたら目分量
塩素系消毒剤は決められた濃度・倍率を守らないと、効果を発揮できなかったり対象物(付近・陶器・ガラス食器等)が傷むことがあります。またそれだけでなく、塩素系消毒剤の入れすぎによるコストアップにもつながります。スタッフ全員が正確に計量できるよう、専用の計量ツールを使うことをオススメします。
✓計量カップ等の計量ツールを使って量っている