介護現場の用語集

2022年10月25日公開

ユニットケア

ゆにっとけあ

ユニットケアとは、個別ケアの手法の一つです。自宅にいるような住環境の介護施設で他のご利用者様やスタッフ様と集団生活をします。それによってそれぞれの生活リズムに合った生活を送れるよう個別にサポートする介護手法を指します。

ユニットケアの特徴は以下の通りです。
・ご利用者様のプライバシーを守るために居室が個室である
・スタッフや他のご利用者様とコミュニケーションを図るための居間がある
・ユニットごとに専任の職員を配置している

従来型の施設では、1部屋2人~4人が利用する多床室が並び、廊下を挟んだ先に食堂を配置した構造が一般的です。食事・入浴の時間も施設側がスケジュール管理しているため効率的な介護を実現できる一方、一人ひとりの個性を尊重したケアが後回しになりがちでした。しかし、今後はご利用者様の尊厳ある生活を保障するために個別ケアが重要になると考えられており、ユニットケアが広まってきています。

ユニットケアに似た介護手法にグループケアがあります。ユニットケア同様、少人数グループでの介護をしますが、ユニットケアは制度化されている一方、グループケアは運営基準が示されていない点が大きな違いです。グループケアは建物の構造やサービスの種類に限定されず、身体状況やニーズなどのさまざまな内容でグループ分けを行います。

引用・参考文献:
厚生労働省 全国高齢者保健福祉・介護保険担当課長会議資料 「7.介護関連施設の整備・運営について

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