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次亜塩素酸ナトリウムとは?

次亜塩素酸ナトリウムは塩素系除菌漂白剤の主成分で、一般的に殺菌・消毒を目的として上下水道や食品に対して使用される化学物質です。

殺菌・消毒効果

次亜塩素酸ナトリウムには、大腸菌、黄色ブドウ球菌などの一般細菌やウイルスに対し、広く殺菌・消毒・不活化効果があります。
また、一般の消毒薬では効果が弱いノロウイルスにも有効です。厚生労働省の「大量調理施設衛生管理マニュアル」でも、嘔吐物からの感染を防止するため、次亜塩素酸ナトリウム200ppmで処理することがすすめられています。

関連する法規制

次亜塩素酸ナトリウムは劇物や消防法上の危険物には指定されていません。ただし、次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系除菌漂白剤が、他の洗剤・洗浄剤、特に酸と混ざると塩素ガスが発生し、大変危険です。

  • 塩素は劇物に指定されています。

人体に与える影響

次亜塩素酸ナトリウム製剤が皮膚についたり眼に入ったりした場合、手当が遅れると皮膚壊死や失明に至る可能性があります。

材質に与える損傷性

次亜塩素酸ナトリウムには金属腐食性があるため、金属製品への使用を避けるか、使用後の十分なすすぎ・水拭きをおすすめします。
また漂白剤効果も高いため、色柄物の繊維製品や木製品に使用すると色合いを損ねることがあります。

安定性

次亜塩素酸ナトリウムは温度、光、重金属などの影響を受け、経時的に分解し、含量が低下することから、保管時は直射日光を避け、高温の場所に置かないようにしてください。

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