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製品サポート・Q&A

エアゾール製品とは？

エアゾール製品とは、噴射ボタンを押すことで内容液と噴射剤の混合物が噴射口から一気に放出される製品です。密封された容器の中に内容液と噴射剤（液化ガスまたは圧縮ガス）が圧力のかかった状態で入っています。減圧による噴射剤の急激な膨張によって、内容液が非常に細かい霧や泡になるのが特徴です。
噴射剤として液化石油ガス（LPG、LPガス）やジメチルエーテル（DME）などの可燃性ガスが使用されていることが多いため、火気や高温によって引火・爆発事故を引き起こす恐れがあります。
安全に使用するために、それぞれの製品に表示されている「使用上の注意」を必ず守りましょう。

取り扱いの注意

エアゾール製品を取り扱う際は、以下のことに注意してください。

製品に表示された使用方法以外の使い方は絶対にしないでください。危険が生じることがあります。
炎に向けて使用したり、ストーブやファンヒーター、コンロなど火気の付近で使用したりしないでください。
火気を使用している室内で大量に使用しないでください。
室内で使うときは、窓やドアを開けてよく換気してください。閉め切った場所で大量に使用すると、気分が悪くなることがあります。
噴霧液が眼や口に入らないように注意してください。また、噴霧液を直接吸い込まないようにしてください。

保管時の注意

エアゾール製品を保管する際は、以下のことに注意してください。

高温になると容器が破損したり、爆発したりする恐れがあります。ストーブやファンヒーターの近く、直接日光が当たるところなど、温度が40℃以上になる場所には置かないでください。車の中なども日が当たると高温になるため、置かないでください。
浴室など湿気の多い場所には置かないでください。
サビの発生や洗剤の付着などに注意して保管してください。缶が腐食し、破裂やガスモレの原因になることがあります。特に、強力な洗剤（酸性・アルカリ性）が付着すると破裂する危険性が高まります。
子どもの手が届く場所には置かないでください。

ゴミ出し時の注意

エアゾール製品をゴミに出す際は、以下のことに注意してください。

必ず使い切ってからゴミに出してください。中身が残ったままゴミに出すと、廃棄物処理施設での回収時に引火し、火災事故の原因になることがあり危険です。
使い切る前にやむを得ずゴミに出す場合は、必ず火気のない風通しのよい屋外で、「シューッ」という音がしなくなるまで噴射ボタンを押し、中身を完全に出し切ってください。
中身が残っているエアゾール製品に穴をあけることは避けてください。引火事故を起こすことがあります。
ガス抜きキャップ（残ガス排出用）を使って、残った微量のガスまで出し切ってください。この場合も必ず火気のない風通しのよい屋外で行ってください。
ボタンなどのプラスチック部分の分別は、各自治体の指示に従ってください。
製品によく使用される液化石油ガス（LPG、LPガス）は空気より重いため、換気したつもりでも、下にたまって引火事故を起こすことがあり危険です。屋内では絶対に中身やガスを出さないでください。