アンガーマネジメント
あんがーまねじめんと
アンガーマネジメントとは、アンガー(怒り)を制御するための心理教育、心理トレーニングのことです。まったく怒らないことではなく、怒るべきことは上手に怒り、怒るべきでないことは怒らずにいられることを目標としています。企業研修、医療福祉、アスリートのメンタルトレーニングなどで幅広く活用されており、仕事や人間関係に役立つとして注目されています。
アンガーマネジメントの需要は高まっている
感情労働と言われる介護業界の中で、アンガーマネジメントの需要は高まっています。2016年度の厚生労働省の調査によると、介護従事者による虐待件数は、市町村に認められたものだけで452件、相談・通報された件数では1,723件でした。2010年度から、虐待と判断された件数は4倍以上、相談・通報された件数は3倍以上増加しています。
介護従事者による虐待件数
また、同調査では虐待の発生要因として24.1%の人が「職員のストレスや感情コントロールの問題」を掲げており、介護業界におけるアンガーマネジメントの需要が高まっているといえるでしょう。
アンガーマネジメントの基本
アンガーマネジメントの基本は、感情に飲み込まれる前に怒りから距離を置くことです。怒りから距離を置く方法としては、以下のものがあります。
このほかに、趣味などのストレス解消法を身に付けたり、怒りの原因やその背景にある気持ちを紙に書いて分析したりすることも、アンガーマネジメントに役立つでしょう。
アンガーマネジメントによるサービスの向上
アンガーマネジメントの導入には、例えば以下のメリットがあります。
アンガーマネジメントで怒りと上手に付き合って、施設全体のサービス向上を目指しましょう。
関連用語
営業時間 / 9:00~12:00、13:00~16:00
(土・日・祝日・年末年始・夏季休暇を除く)
ご返信できますようお客様の氏名、
電話番号、ファクシミリ番号をご記入ください
お電話の混雑状況によって、つながりにくい場合がございますので、
メールによるお問い合わせも併せてご利用ください。
ご不便とご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
製品の誤飲・誤食、製品が目に入ったなど、緊急の場合は、すぐ医療機関にご相談ください。
また、製品サポート・Q&Aもご参照ください。