身体の清潔を保持するために大切な入浴ケア。ご利用者様にとっては血行促進やリフレッシュ効果もあり、心身の健康のために欠かすことのできないものです。
また、床ずれなど肌トラブルを早期発見するタイミングでもあり、ご利用者様とのコミュニケーションを図る貴重な機会でもあります。
しかし、入浴ケアの時間的・体力的な負担は大きく、オペレーションの改善に悩む施設様も少なくありません。
ご利用者様にとって快適であることはもちろん、介助されるスタッフ様のご負担も軽減できるような入浴ケアを考える必要があります。
入浴ケアがご利用者様にとって快適なものになるよう、お身体に使用する洗浄料をどのようなものにするかはとても重要です。汚れを落とす役割に加え、お肌へのやさしさも考慮する必要があります。
高齢者のお肌はとても敏感です。調査によると、高齢者のうち95%は加齢によって皮膚が乾燥する「老人性乾皮症」を患っており、その半数がかゆみに悩んでいることがわかっています。従って、介護施設様で使用される身体洗浄料には、お肌に刺激を与えにくい、低刺激の洗浄料を選んでいただくことをおすすめします。
高齢者のお肌の実態
(Kao Hygiene Solution 2006 No.10を参考に作成)
お肌にやさしい身体洗浄料を選ぶときのポイント
介護施設様で使用される洗浄料は、お肌にやさしい低刺激のものを選びましょう。ゴシゴシこすらず洗えるように、泡立ちの良い洗浄料を選ぶことも大切です。
POINT1. 刺激が少ない「低刺激」や「弱酸性」の洗浄料を選ぶ
POINT2. 潤いを保つ洗浄料を使用する
POINT3. こすらず泡で包むように洗える「泡立ちの良い」洗浄料を選ぶ
洗浄料を選択する際のポイントは、お肌へのやさしさに加えて、すすぎの早さなど作業面にも目を向けてお選びいただくことです。すすぎの早さはスタッフ様による介助の負担軽減や、節水によるトータルコスト削減にもつながります。さらに、髪と身体を両方洗える洗浄料をお使いいただくと、つめかえミスのリスクを回避できますし、つめかえ作業・在庫管理の負担も軽減できます。このように、入浴ケアに関してお持ちの課題を、洗浄料のもつ機能によって解決できることもあります。
課題・お困りごと
洗浄料の機能で課題解決をサポート
ご利用者様のお肌について
●乾燥肌・カサつき ●洗浄料で肌が荒れやすい
以下の機能を持った洗浄料の使用
●弱酸性・低刺激性 ●うるおいを守って洗える処方
●泡立ちがよい・はじめから泡で出てくる ●低刺激でもしっかりと汚れが落ちる
●湯船でくつろいでいただく時間が長くとれない
●すすぎの早い洗浄料で洗浄時間を短縮
●浴室が狭く備品のスペースがとれない ●洗浄料のつめかえ作業・在庫管理が負担
●髪と身体を両方洗える洗浄料の使用設置は1本で省スペース
つめかえ、在庫管理も省力化
●ご高齢者特有のにおい
●洗浄料の心地よい香りで気分をやわらげる
入浴時間は、ご利用者様のお肌の保湿力を整える絶好のタイミングです。 保湿効果に優れた入浴剤やローションを活用して、効果的なスキンケアを行い ご利用者様のお肌の乾燥を防ぎましょう。
そして、入浴ケアはご利用者様のリラックスタイムであることを忘れてはいけません。コミュニケーションを大切にしながら、快適な入浴時間を提供しましょう。
入浴ケアのポイントは、刺激の少ない洗浄料を用いて泡で包むように洗うこと。さらに十分な保湿を行い、乾燥肌を防ぐことが必要です。保湿効果に優れた入浴剤やローションも活用し、効果的なスキンケアを行いましょう。
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