排尿日誌とは、起床から翌朝までの排尿時刻や排尿量などを記録する日誌です。これらの情報を記録することで、ご利用者様の排尿状態や失禁タイプを把握・推測することができます。記録するにあたり、専門的な知識や難しい技術は必要ありません。
日誌から排尿パターンを把握することは、排尿ケアの質を高めるうえでも有効です。医師が診察・診断する際にも役立つ資料となるため、定期的に記録することをおすすめします。
排尿時刻や排尿量のほか、尿モレの有無や回数、状態などを細かく記録することで、ご利用者様のより詳しい排尿状態を知ることができます。
また、薬剤の効果を確かめるための有効な資料になるほか、適切なおむつタイプの選択、おむつ交換時間の推測などにも役立ちます。
排尿日誌は24時間連続、3日以上継続してつけることが望ましいです。特に自ら尿意を訴えることのできない方を対象とする場合は、1時間おきに記録するなど小まめな確認が大切になります。
また、ご利用者様の状態によって排尿日誌のつけ方は異なります。例えば排泄の自立度が高い方の場合は、失禁パッドの汚れ具合の確認や、紙コップなどを利用して排尿量を計測します。一方、排泄の自立度が低い方の場合は、使用後のおむつから使用前のおむつの重さを引いて算出します。
「新・排泄ケアワークブック―課題発見とスキルアップのための70講」
西村かおる(著)を参考に作成
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