緊急時の対処 嘔吐物の処理の仕方

嘔吐発生時の処理

嘔吐物や排泄物の適切な処理は感染を防ぐカギとなります。ここでは嘔吐が発生したケースを例に、正しい処理の方法や感染対策のポイントについて紹介します。

嘔吐物の処理には次亜塩素酸ナトリウムを

嘔吐物の処理には次亜塩素酸ナトリウムが最適です。これは消毒剤の一種で、塩素系除菌漂白剤の主成分でもあります。インフルエンザウイルスやノロウイルスにも有効とされる消毒効果が特徴です。使用箇所に合わせて薄めることで幅広い場所を消毒できますが、嘔吐物の処理には有効塩素濃度1000ppm(0.1%)以上の希釈液が推奨されています。

次亜塩素酸ナトリウムを作り置きしていませんか?

嘔吐などのトラブルはいつ発生するか分からないもの。いざというときすぐに対処できるように希釈液を作り置きしている方もいるかもしれません。しかし、次亜塩素酸ナトリウム希釈液の消毒効果は時間の経過とともに弱くなり、不十分な消毒がかえって感染を広げる可能性もあります。次亜塩素酸ナトリウムは必要なときに必要な分だけ希釈して使用しましょう。

消毒液の調製方法(6%次亜塩素酸ナトリウムの希釈方法)

参考資料:厚生労働省 高齢者介護施設における感厚生染対策マニュアル

嘔吐物処理の仕方

嘔吐は突然発生することが多いため、あらかじめ処理に必要なアイテムがひとまとめになったものを用意しておくと処理もスムーズです。効果のある消毒薬を用い正しい手順で処理すれば、感染のリスクを減らすことができます。定期的に感染対策研修などを行い、いつ、どこで嘔吐が発生しても対応できるよう訓練しておきましょう。嘔吐物の適切な処理方法について、ポイントを解説します。

準備

手洗い剤

消毒用アルコール

手指用の保湿ローション
または保湿クリーム

※必ず着用
保護メガネ・ゴム手袋

バケツ
(ビニール袋2枚重ね)

使い捨て手袋
マスク・ペーパー

ガウン

嘔吐物・排泄物処理の手順

手指衛生をおこないガウン・マスク・手袋を着用する
ペーパー等で中央に向かって嘔吐物等を拭き取りビニール袋等に廃棄する

1枚目のビニール袋の口を縛り手袋を外す
手指衛生をおこない手袋を着用する

汚染した場所よりも広範囲な箇所にペーパーを敷く

ペーパー及び周辺の出来る限り広範囲に除菌漂白剤をまき10~15分間放置した後拭き取り、その後水拭きで液が残らないように必ずしっかり拭き取る

拭き取ったペーパーをビニール袋に廃棄する

手袋を外し手指衛生をおこなう

ゴーグル・ガウン・マスクの順で外す

手袋を着用し汚染物を密閉する

汚染物を廃棄し手袋を外し廃棄する

手指衛生とハンドケアをおこなう

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