介護施設様が抱える集団感染のリスク
以前、コラム「集団感染による介護施設の損失額は? アウトブレイクがもたらす経営的リスク」でご紹介したように、介護施設様は集団感染というリスクを抱えています。全国老人保健施設協会の報告書では、インフルエンザの集団感染が発生して通所サービスを停止した場合、約261万円(※)の損失が発生するという推計が示されました。
5つのインフルエンザ予防策
以下に示すのは、厚生労働省が「インフルエンザを予防する有効な方法」として紹介している5つの予防策です。みなさまにとっては既知の内容かとは思いますが、流行シーズンを迎える前に改めて意識し、私生活でも実践していただきたいと思います。
ワクチンには「感染後に発症する可能性を低減させる効果」があり、「発症した場合の重症化防止に有効」と報告されています。
空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が低下してインフルエンザにかかりやすくなるため、特に乾燥しやすい室内では、加湿器などで湿度を50~60%に保つことが効果的とされています。
体の抵抗力を高めるために、日頃から十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけることが推奨されています。
特に高齢の方、基礎疾患のある方、妊娠している方、体調の悪い方、睡眠不足の方は、インフルエンザ流行時は人混みや繁華街への外出を控えることが推奨されています。やむを得ず外出する場合の防御策としては、不織布製マスクの着用が推奨されています。
執筆:花王プロフェッショナル業務改善ナビ【介護施設】編集部
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