おむつ交換と感染管理

おむつ交換は感染リスクが高いケアだと知っていましたか?

おむつ交換は、ノロウイルスなど感染症のリスクが高いケアだと知っていましたか?
おむつ交換では、便・尿などの排泄物に直接触れる可能性があります。そのため、きちんと感染予防策を取っておかないと、排泄物を原因とした感染が広がってしまいかねません。
しかし、感染予防策が万全でない介護の現場があるのも事実です。

おむつ交換は感染リスクの高いケアです

介護施設におけるノロウイルス報告件数の推移を経年で表したグラフ。件数が250件以下だった平成21年比べ、22年には400件以上と急激に増加し、それ以降平成27年まで300件以上の状態が続いている。

(国立感染症研究所データより)

(国立感染症研究所データより)
 
(国立感染症研究所データより)
 

  • ここ数年、介護施設におけるノロウイルスの集団感染が注目されています。
    ノロウイルスは患者の便を介して感染するため、「おむつ交換」における感染予防が特に重要です。
  • ノロウイルス以外の集団感染(MRSA、VRE、ESBL産生菌)についてもおむつの管理に問題が多いと言われています。
    (※INFECTICON、CONTROL 2006、vol15 no.11)

予防策を徹底することが必要です

感染源となる可能性があるもの

1、2、3は素手で触らず必ず手袋を着用して取扱い、
手袋を脱いだ後は、手洗い、手指消毒が必要です。
手洗いや手指の消毒は、標準予防措置の中でも特に重要です。

(「厚生労働省 高齢者介護施設における感染対策マニュアル」より)

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おむつ交換時に実施されていない実態

(割合(%) (回答者108名) [特定非営利活動法人KRICT調査より])

例えばここ数年、病院・介護施設におけるノロウイルスの集団発生が注目されており、感染のタイミングとして「おむつ交換時」のリスクが高いことが指摘されています。
それにも関わらず、おむつを交換した後に石けんを用いた手洗いを必ずしもしない人は17%、さらに速乾性手指消毒剤を必ずしも使用しない人は50%まで上りました。
集団感染を防ぐためには、おむつ交換時に手袋を着用したり、きちんと手指衛生を実践することが大切です。


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商品のご提供だけではない、感染管理の定着を目指したご支援

花王プロフェッショナル・サービスは、病院・介護施設様における衛生管理の徹底に向けて「商品の適切な使用法・手順の標準化」「スタッフ様への教育」の観点からご支援を行っています。
「商品の適切な使用法・手順の標準化」に関しては、場面ごとのマニュアルとしてご提案しています。イラストや、場合によっては動画を用いることにより、どなたにも分かりやすいマニュアルをご提供。ご採用いただいた商品を適切に使用・管理いただくことができるのはもちろん、病院・介護施設様における衛生管理の手順の標準化をサポートいたします。
「スタッフ様への教育」に関しては、弊社学術部および全国の排泄ケア専門スタッフによる勉強会を実施させていただくことにより、スタッフ様全体の知識レベル向上を支援いたします(花王業務用製品をご使用、もしくはご検討いただける施設様を対象とさせていただいております)。

バリア機能に大切な「セラミド」とは

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「一般社団法人日本感染管理ベストプラクティス研究会」のご紹介

花王プロフェッショナル・サービス株式会社は、「一般社団法人日本感染管理ベストプラクティス研究会」の活動を賛助会員としてサポートしています。
この研究会は、医療施設・介護施設・在宅における感染予防対策のコンプライアンスの維持・プロセス管理を目指す手法のひとつである感染管理ベストプラクティスの普及により現場の改善を支援することを目的として設立されました。
研究会では、おむつ交換や口腔ケアなど、ケアや作業の流れの中に感染予防のポイントを示したイラスト手順書とチェックリストを作成し、現場で運用することで現場の改善を目指す手法「感染管理ベストプラクティス」のワーキンググループを開催されています。

「一般社団法人日本感染管理ベストプラクティス研究会」については、下記ホームページをご参照ください。

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