2023年12月07日 更新
さあ、2023年もあとわずかです。あなたのお店にはお客様が戻ってきていますか?
残念ながらお客様が戻ってきていないお店では、「コロナ禍前とまったく同じ経営をしようとしている」傾向が強いようです。
例えば、
など、「コロナ禍でお客様の意識や行動パターンが変わったことに順応できていない飲食店」は客足が戻らなかったり、残念ながらつぶれてしまったりすることが多いようです。
逆に、いつも行列ができていたり、予約がいっぱいで予約がとりにくいお店の特長は、「お客様のニーズをしっかりと捉えて対応している」と言えるでしょう。
先ほどの例で言えば、お客様はコロナ禍で意識や行動パターンが変わっているため、
などの対応ができているということになります。
さらに、お客様の本音には「あの店は美味しいから行きたいけど、さすがに毎回同じメニューだけだと飽きちゃうな」というものがあります。
年末年始には、「普段と違うメニュー」をご提供して、お客様に喜んでいただけるようにしましょう。
飲食店の客単価を月ごとに分析してみると、多くのお店では年末年始に客単価が少しアップしているのではないでしょうか。年末にはボーナスが支給される企業が多く、クリスマスや忘年会などのイベントがあり、年始はお正月のおめでたい気分により、「せっかくだから、いつもよりも少しだけ良いものを食べよう」と少し財布のひもが緩むということですね。
飲食店としては、限定メニューを用意して、このお客様の「せっかくだから」というニーズにしっかりと応えることも必要です。
では、具体的にどのような限定メニューを用意しておけばよいのでしょうか?
「この厳しい1年間を乗り切った自分へのご褒美メニュー」
「せっかくのデートだから、今日はちょっといいものを頼んじゃおうメニュー」
というようなイメージで、お客様に「そうだよね、今日くらいはこういうちょっとお高いメニューを頼んでもいいよね」と思っていただけるような名前をつけた、通常よりも少しだけ単価が高いセットメニューを用意するのがよいでしょう。
ポイントは少しだけ高い商品を組み合わせたセットメニューを単品オーダーより安くしてご提供することです。
例えば、
などはいかがでしょうか?通常オーダーだと牛フィレ肉が8,000円、グラスワインが1,500円×2で合計11,000円になってしまうところを、限定セットにして9,800円でご提供する、という感じです。
このように「メインとワイン1杯ずつだけで11,000円はちょっとやりすぎな気がする」と普段は頼んでもらえないメニューであっても、「セットでお得になっているなら、今日は思い切って頼んでみよう!」とお客様に思っていただけるはずです。
お寿司屋さんであれば、
を単品で頼むよりも少し安い金額でセット提供すれば、「せっかくだから」となるでしょう。
普段は一合1,200円で提供している純米吟醸を3種類用意して、五勺×3種類の利き酒セットにして1,600円で提供する、銘柄を当てられたらその日本酒をさらに五勺無料でサービスする、などのイベント性を持たせるのも面白いですね。
ここで大切なことは、「せっかく年末年始の限定メニューをご用意しても、お客様に知っていただかなければ集客と売上にはつながらない」ということです。
SNSをやっているお店では、この限定メニューの内容とご提供期間を、何度も何度も投稿しましょう。「数量限定サービスにつき、ご予約のお客様限定のご提供とさせていただきます」などの条件をつければ、ご来店予約につながるかもしれません。
また、店内にもPOPを掲出したり、グランドメニューとは別にしっかりと写真入りのメニューを用意したりするなどして、お客様に訴求するようにしましょう。
当然ですが、このような限定メニューをご提供して喜んでくださったお客様には再来店していただきたいですよね。
年末にご来店してくださったお客様には1月末まで使える期間限定クーポンを、年始のお客様には2月末までのクーポンをお渡しする、などして再来店を促すようにしましょう。
クーポン内容は色々考えられますが、
などにすれば良いでしょう。
クーポンをお渡しする際に、「ぜひまたご来店いただきたい」旨をしっかりとお伝えするようにしましょう。
そのためにも従業員には限定メニューやクーポン内容などをしっかりとミーティングで伝え、積極的にお客様にお伝えできるようにトレーニングをしておくことが重要です。
さあ、年末年始商戦に向けてもう時間がありません。
今すぐ限定メニューを検討し、仕込みに入りましょう!
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03-5630-7141
営業時間:9:00~12:00、
(土・日・祝日・年末年始・夏季休暇を除く)
03-5630-7130
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