ここでは、おむつの種類から選び方・使い方など、基本的な内容をご紹介します。おむつはご利用者様の排泄の自立度によって選び方が変わりますから、適切なケアを行うためにも基礎をおさえておきましょう。
おむつには、大きく分けて外側のおむつ(アウター)と尿とりパッド(インナー)の2種類があります。外側のおむつは、尿を吸収するとともに尿とりパッドを固定する役割があり、排泄の自立度別に種類が異なります。
尿とりパッドはおむつの中に入れて併用するものです。尿を吸収する役割を持ち、尿量・交換間隔によって使用する尿とりパッドを選びます。
外側のおむつは、排泄の自立度によって適切なタイプがあります。例えば、一人で行動できるご利用者様にはパンツタイプ、終日寝た状態のご利用者様には、テープ止めタイプをあてることをおすすめします。
また、日中はパンツタイプ、夜間はテープタイプなど、使い分けている方には2wayタイプのご使用もおすすめです。
紙おむつ選びの考え方(アウターの位置づけ)
続いて尿とりパッドの選び方を紹介します。
尿とりパッドを頻繁に交換できる方や、尿量の少ない方には吸収回数の少ない尿とりパッドが良いでしょう。対して、頻繁に尿とりパッドを交換できない方や尿量の多い方、一晩中お使いいただく方には、吸収回数の多い尿とりパッドをおすすめします。
なお、通常の尿とりパッドは外側に防水シートを使用していて水分を通さないので、何枚も重ねても吸収量を増加させることはできません。 ギャザーの機能を妨げ、モレにつながることもあります。また、おむつの中がモコモコすることで不快になったり、無駄なパッドが増えたりと、デメリットばかりなのです。ご利用者様に適した吸収回数の尿とりパッドを使用しましょう。
インナーの尿とりパッドを選ぶには…
尿とりパッドの吸収量
「リリーフ 病院施設用」の尿とりパッドは商品名の番号が尿の吸収回数(排尿1回を約150mlとしたときの吸収回数)を表しています。また、パッドの外側にも吸収回数の表記をしています。
交換回数の一例
図は尿とりパッドを4回交換する場合の例です。ご利用者様の尿量に合わせて適切なパッドを選択しましょう。
営業時間 / 9:00~12:00、13:00~16:00
(土・日・祝日・年末年始・夏季休暇を除く)
ご返信できますようお客様の氏名、
電話番号、ファクシミリ番号をご記入ください
お電話の混雑状況によって、つながりにくい場合がございますので、
メールによるお問い合わせも併せてご利用ください。
ご不便とご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
製品の誤飲・誤食、製品が目に入ったなど、緊急の場合は、すぐ医療機関にご相談ください。
また、製品サポート・Q&Aもご参照ください。