老人ホームの施設数・定員の年次推移(有料老人ホーム含む)
参考資料
厚生労働省 平成28年度 福祉行政報告例の概況、平成24年度 福祉行政報告例の概況
厚生労働省 平成22年 社会福祉施設等調査、平成28年 社会福祉施設等調査
主な感染経路と原因微生物
出典:厚生労働省 高齢者介護施設における感染対策マニュアル
感染経路の遮断には、「病原体を持ち込まない・持ち出さない・広げない」――この3つが有効です。その中でも「病原体を持ち込まない」対策を意識しましょう。感染対策の知識を深めるために勉強会や感染対策委員会を設けるなど、組織的な取り組みも必要です。
感染経路の遮断について
参考:厚生労働省 高齢者介護施設における感染対策マニュアル
また、感染対策の基本となる方針に標準予防策(スタンダード・プリコーション)があります。
■標準予防策(スタンダード・プリコーション)とは?
標準予防策(スタンダード・プリコーション)とは1996年に米国疾病予防管理センター(CDC)が提唱した感染予防策です。「すべての患者の血液、体液、分泌物、嘔吐物、排泄物、創傷皮膚、粘膜血液などは、感染の危険性があるものとして取り扱わなければならない」という考え方が基本となっています。CDCは1985年に院内感染対策のガイドラインとしてユニバーサル・プリコーションを発表しましたが、スタンダード・プリコーションはこれを拡大し整理したものです。
標準予防策はもともと院内感染対策として考案されたものですが、介護施設の感染対策にも有効です。
嘔吐物・排泄物、血液、体液、分泌物(喀痰・膿み)などや、これらに触れた手指で取り扱った食品、介護に使用した物品、汚染された環境などが感染源となる可能性があります。
具体的には手指衛生の徹底や個人防護具(手袋、マスク、エプロン・ガウンなど)の着用、環境衛生などが感染対策に有効とされています。
感染予防のためには、第一に施設内の環境を衛生的に保つことが必要です。不衛生な環境は悪臭やカビが発生するだけでなく、ケア用品などの汚染を招き感染リスクを高めます。抵抗力の弱いご高齢者が集まる介護施設では、ちょっとした油断が思わぬ感染拡大を引き起こす可能性があります。
■施設の環境衛生が不十分な場合に起こる問題
・湿気による真菌(カビ)の発生とそれによる呼吸器疾患の発症
・水回りの汚染による介護用品の汚染
介護施設を衛生的に保つことはご利用者様のQOL向上にもつながります。普段から環境衛生に気を配り、快適な環境を整えましょう。環境整備については次のページ(環境整備の重要性)で詳しくご紹介します。
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