介護現場の用語集

嘔吐物処理

おうとぶつしょり

嘔吐物処理とは、嘔吐物に含まれる菌やウイルスの感染を防ぐため、嘔吐物によって汚染された現場を正しく消毒しその場を元通りにすることです。嘔吐物にはノロウイルスやロタウイルスといった感染力の強いウイルスが含まれている場合があるため、適切に処理することが重要です。嘔吐物処理で注意すべきポイントには、処理担当者自身が感染しないこと、それ以上汚染を広げないこと、確実に消毒することなどがあります。

嘔吐物処理による感染対策の重要性

嘔吐物処理は、感染対策のために非常に重要です。嘔吐を引き起こすウイルスは強い感染力を持ち、ご高齢者様が感染すると重症化する可能性がありますし、嘔吐物が喉に詰まり亡くなられた事例もあります。さらに、ノロウイルスを予防するワクチンは未だ研究中なため、ワクチンで対策はできません。そのため、嘔吐物処理を徹底し、感染を水際で防ぐことが非常に重要なのです。

嘔吐物処理の基本手順

嘔吐物処理の基本手順は「緊急時の対処 嘔吐物の処理の仕方」をご覧ください。手袋・マスク・エプロンで自分の身を守りつつ、感染源をなるべく残さないように広い範囲を処理しましょう。

嘔吐物処理の注意ポイント

嘔吐物処理における3つの注意ポイントをご紹介します。

  1. 使う道具をまとめておく
    突然の事態で手袋やエプロンがない……とならないよう、普段から嘔吐物の処理に必要なものをひとまとめにしておきましょう。
  2. なるべく広い範囲を処理する
    嘔吐物は思っているより広範囲に飛び散ります。例えば床から1mの高さから吐いた場合、嘔吐物が飛び散る範囲はフローリングであれば半径約2.3mとも言われています(東京都調査)。嘔吐物が目に見えている範囲より一回り広い範囲を処理しましょう。
  3. 次亜塩素酸ナトリウムの作り置きは避ける
    次亜塩素酸ナトリウムは濃度0.1%(1000ppm)以上のものを使います。薄めた液は時間とともに消毒効果が薄まるため作り置きは避け、必要なときに必要な分だけ作りましょう。

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