社員紹介 目標は多様なニーズに柔軟に応えられる、視野の広い営業 営業職[ 近畿支店 エリア担当 ] 2022年入社

自分らしさを出せた面接と、社員を大切にする社風に惹かれて入社を決意

就職活動では「自分らしさを大切にしつつ成長し、長く活躍できる」という軸を持って、幅広く業界を見ていました。その中でもKPSは、私が大学で学んでいた「安全」「安心」という分野を生かせるのではと思い、興味を持ちました。 
 
 KPSの事業は大きく3つの分野に分けられますが、旅行好きの私は、ホテルやアミューズメント施設の衛生提案を行う「レクリエーションサービス」に携わり、非日常空間の快適さを追究したいと面接でアピール。自分を取り繕うことなく素直な思いを話せたことから、「ここなら自分らしく成長できるかも」と志望の思いが高まり、入社を決めました。  
 
充実した福利厚生制度や有給休暇の取りやすさも志望理由の一つです。産休・育休を取得している先輩が多いことや、有給取得率100%を目標に掲げ、実現のために工夫がされていることを入社後に改めて知り、就職活動時に持っていた、「KPSなら仕事とプライベートを両立して自分らしく働ける」というイメージは確信に変わりました。社員一人ひとりを大切にする社風は、自分自身のパフォーマンス向上にも直結していると実感しています。

先輩と上司の心強いサポートに助けられた1年目

入社後に感じたのは、「風通しの良さ」です。わからないことについて気兼ねなく質問できる雰囲気があるのはもちろん、先輩や上司からの日常的な気遣いも感じています。仕事に集中しすぎるあまり、なかなか休みを取らない私に、「ちゃんと休暇をとってリフレッシュしよう」と上司から言葉をかけられたときは、自分がどのように働いているのかをちゃんと見てくれているのだと安心感を覚えました。  
 
仕事の中でわからないことや困ったことについては、他部署を巻き込んで解決することも多くあり、「縦横のつながりの強さ」も。例えば、営業先で洗剤に関する質問を受け、自分だけで解決できなかった時は専門チームに相談したり、飲食店の清掃についてお客様から相談を受け、知識を深めたい時はフードサービスのチームに質問したり。他部署のプロフェッショナルに頼りやすい雰囲気があり、横の繋がりがあるのは心強いです。 
 
 新入社員をサポートするための「エルダー制度」も、自分らしく働ける取り組みの一つ。制度の一環として他部署の先輩と食事に行き、仕事の質問や悩みなどざっくばらんに話せる機会があります。1年目の私も、仕事の失敗が続いた時にどうやってモチベーションを保てば良いか同世代の先輩に相談でき、この制度にとても助けられたのを覚えています。直属の先輩や上司には気を遣ってしまうけれど、部署を離れた先輩になら気兼ねなく相談できることもあります。このようなサポート制度のおかげもあり、社内の風通しの良さが作られていると思います。 

柔軟な営業を心がけて、商談のチャンスを掴む

現在は近畿支社で、奈良エリアの販売代理店様への営業を担当。販売代理店様は、私たちの代理で企業様へ花王商品を販売・営業していただく役割です。販売代理店様ごとに異なるニーズに柔軟に対応しなければならない難しさがある一方で、提案が実った時は嬉しさとやりがいを感じます。
 
新商品を提案した際に、Aの販売代理店様からは「景品をつけたキャンペーンをしたい」という要望を、Bの販売代理店様からは「まとめ買いによる値引きキャンペーンをしたい」という要望をいただいたことがありました。それらは当初の提案には入っていない内容。悩んだ私は先輩に相談し、それぞれのニーズに応じた異なる提案を考え再訪問しました。時間はかかりましたが、要望を汲み取った独自の提案を考えたという点で評価していただき、無事に2社とも契約していただくことができました。
 
入社当初の私だったら、与えられた提案内容をそのまま持っていき、提案に沿わない要望をいただいたら、その時点で諦めてしまっていたと思います。営業職を1年経験し、色々な先輩の同行をして多様な営業スタイルを学んだからこそ、時には販売代理店様の要望を受け入れ、時には複数の選択肢を考えるなど、商談のチャンスを掴むための工夫ができるようになりました。 

販売代理店との関係づくりと、広い視野を持つことを大切に

現在意識しているのは「販売代理店様に、自分の右腕のような存在になってもらうこと」。これは直属の上司からの教えでもあるのですが、花王商品の魅力をご理解いただき、積極的に販売いただけるような信頼関係を築くことを目指しています。1年目の頃は成約を結ぶために、できるだけ現場に足を運ぶようにしていました。経験を重ねるにつれて担当も増え、すべての現場に赴くことが難しくなってきた時に、「販売代理店様に積極的に活動してもらえるよう、営業として関係を築くのも仕事だよ」と教えられたのです。販売代理店様に自社製品のように提案していただけるよう、他社製品との違いや強みをアピールし、丁寧なアプローチを大切にしています。
 
販売代理店様、ユーザー、そしてKPSの3者の目線を意識した提案をすることも私の目標です。販売代理店様の利益ばかりを優先すると、結果的にユーザーへ良い商品が届かず、ユーザーの利便性を意識しすぎると販売代理店様の利益が落ち込んでしまう。2者のことだけ考えていては、KPSとして実現させたいこととは逸れてしまうこともあるでしょう。ユーザーにとって安全で使いやすい商品、販売代理店様が売りたいと思える商品、そしてKPSの思いをアピールできる商品という3つの視点を網羅する提案ができるよう、営業の腕を磨いていきたいと考えています。 

学生へのメッセージ

私自身、自分を取り繕わず、自然体で面接に臨むことを心がけていました。志望の思いが強いあまり背伸びをしてしまうと、入社後にギャップを感じたり、壁にぶつかったりすることもあるでしょう。会社のことをしっかり理解し、そして自分のことを会社に知ってもらうために、ありのままの自分で挑戦することが成功の秘訣だと思います。 

Page Top