医療・介護現場の声と向き合い、商品のファンを大切にしたい 営業職[  首都圏支社 東京エリア ]兼 スタッフ職[ 人材開発部 働き方サポート担当]2017年入社

環境衛生への取り組みを通じて、困っている人の役に立ちたい 

就職活動では、暮らしに必要不可欠な衛生の提供や改善に携わりたいという思いを軸に、企業選びをしていました。学生時代に飲食店でアルバイトをしており、日頃から店内の衛生を完璧に保つ大変さを実感していました。例えば、厨房の油汚れに海外製の強力な洗剤を使っていたのですが、希釈方法などのマニュアルがなく、掃除の手順を理解するのに苦労したり、強力ゆえに手荒れに悩まされたり。もっと効率的でありながら、清掃レベルを維持する方法はないかと感じていたのです。
 
そんな中で就職活動が始まり、KPSを知りました。清掃オペレーションの提案や、手肌に優しい洗剤の開発など、まさに自分が感じる課題の解決策を提案してくれる会社ではありませんか。環境衛生の維持や改善活動の提案を通し、人々の暮らしを支える仕事に魅力を感じ、自分も困っている人の役に立つ働きがしたいと入社を決めました。 

ゼロからの開拓に挑戦できたのは、失敗が許される環境とサポートがあったから 

入社後は、メディカル系販売代理店様への営業を担当していました。配属されるまでは、営業職=数字を追いかけ、ノルマを達成しなければいけないと想像していましたが、そのイメージはあっという間に崩れました。単に数字を追うのではなく、課題解決に向けて周囲と協力しながら計画を立てていく感覚で、1年目から営業職の楽しさを感じていました。上司や先輩の同行研修を重ねて営業のノウハウを学び、自分一人でお客様を担当することになっても手厚いサポートをしていただけるので安心して取り組むことができています。
 
2年目の頃、販売代理店様向けの販売促進キャンペーンを初めて担当。東京で実施していた販売促進キャンペーンを神奈川・千葉・埼玉の販売代理店様でも実施するという内容です。3県は過去の営業実績がなく、ゼロから開拓しなければいけません。私は一人で神奈川の販売代理店様を担当しました。KPSについて知ってもらうことから始まった営業は失敗の連続でしたが、「誰もやったことがないプロジェクトだから失敗して当たり前。自由にやってごらん」という上司の言葉に助けられたのを覚えています。神奈川の販売代理店様は全部で8カ所。それぞれに最低月2回は訪問して信頼関係を築き、「この商品を販売したい!」と思ってもらうことに注力しました。こまめなコミュニケーションを重ねた結果、キャンペーンを実施した1都3県の中でなんと神奈川が売上トップ。2年目で好成績を残すことができ、営業のやりがいを感じると共に、自信につながりました。
 
経験が浅い中でも諦めずに頑張れたのは、疑問や不安を相談しやすい環境だったからだと思います。この経験で販売代理店様への営業の基本を学ぶことができ、現在の働きにも生かせています。 

現場の声を聞いて気づいた商品の魅力や課題 

日々の営業活動に加えて、大人用おむつ採用先の勉強会とおむつマイスターの実施も担当しています。これら2つの取り組みを通じて、自分の中で営業の考え方に変化が生まれました。それまでは新規開拓が営業の一番の使命だと思っていましたが、既存のユーザー様へ持続的なアプローチを行い、顧客喪失を防ぐことも大切だと再認識したのです。  
 
勉強会では、現場の看護師様、職員様など現場でおむつを扱う方を対象に、漏れを防ぐ当て方や手順をお伝えしています。勉強会はユーザー様もちろん、自分の商品理解度も確認する場になりますし、何より現場の声を直接聞ける貴重な機会です。「こういう患者さんにはどういうおむつが適していますか」など、現場の方だからこそ出てくる質問は新たな気づきをもたらしてくれます。
 
「おむつマイスター」は、おむつの基本的な知識を有し、おむつの装着に対し充分な技能をもつ方のことを指す、KPS独自の施策です。おむつの扱い方などに関する実技試験と筆記試験を行い、両方合格した方をおむつのエキスパートに認定するというものです。おむつを扱う際に困ることがあれば、おむつマイスターに聞けば解決できるという仕組み作りが目的で、現場の方々のモチベーションアップにもなっています。
 
商品について理解してもらい、ファンになっていただくことがさらなる機会獲得や、自分の成長になると思います。営業職のスキルをさらに伸ばし、さまざまなチャンスを掴めるよう、より一層力を入れて取り組んで行きたいです。 

部署異動がスキルアップのチャンスに。

目指すはメディカル系人材を育てるリーダー

6年目で部署異動があり、それまではメディカル系を専門に営業をしていましたが、メディカル系に加え、フード系販売代理店様への営業も担当することになりました。メディカル系販売代理店様のターゲットは医療・介護施設で、販売代理店様が担当する施設は多くの場合固定されています。ターゲットにどのような提案をすればよいかを明確にしやすいという点が特徴です。一方でフード系のターゲットは飲食店。全国に無数にある飲食店に対し、販売代理店様がどのような店舗を担当しているか、話を引き出せるようになるまでの関係づくりに難しさを感じます。多種多様なターゲットに対して、どのような提案が刺さるかを考えるのは大変ですがやりがいもあり、営業としてさらにスキルを伸ばせるチャンスだと思います。
 
今の経験を生かして、将来的にはメディカル系販売代理店様への営業を担う人材を育成する立場を目指しています。メディカル系のターゲットはお医者様や看護師様いうことで、営業の敷居が高いと感じる若手社員が少なくありません。今年からメディカルとフードをどちらも担当して、2つの分野で営業難易度に大きな違いはないと気づいたからこそ、メディカル系の仲間を増やして営業を強化していきたいと感じるようになりました。2つの分野を担当する私だからこそ伝えられることがあると信じ、目標を目指していきたいです。 

コミュニケーションを大切に、誰もが働きやすい職場へ 

コロナ禍以降、社員同士が声を掛け合い、気軽にコミュニケーションを取れる職場環境をつくる取り組みとして「働き方サポートグループ」という部署が立ち上がりました。私も営業職と働き方サポートグループを兼務し、部署の一員として、風通しのよい職場風土づくりに取り組んでいます。支社のメンバーが困っていることや悩んでいることを共有し、解消のためにどんなことができるかを考える機会を設けるのが役割の一つです。最近の業務について積極的に聞いたり、プライベートな話で距離を縮めたりと、日々のコミュニケーションに努めることに加え、社員同士のコミュニケーションの活性化を目的に、イベントの企画・実施もしています。特に新入社員はつまづくことが多いと思うので、「些細なことだけれど誰かに話したい」と感じた時に私の顔を思い浮かべてもらえる存在になりたいと思っています。 

学生へのメッセージ

就職活動はどうしても自分をよく見せようとしがちですが、ありのままの自分を表現することが大切だと思います。KPSは謙虚で誠実な社員が多い会社です。説明会や面接で正直にお話できる方が、入社後も長く活躍できるのではないでしょうか。自分に合った会社を見つけるという意味でも、ぜひ取り繕わずに素直な気持ちをお話してくださいね! 

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