食中毒関連情報

個人衛生

身だしなみ

身だしなみ(悪い例・良い例)

身だしなみの悪い例のイラスト。髪の毛が帽子や頭巾から出ている。鼻と口をマスクで覆っていない。作業時の時計・指輪の着用。傷がある素手での作業。長い爪、マニキュア、爪の汚れがある。作業着が汚れている。外靴で厨房に入室している。

身だしなみの良い例のイラスト。髪の毛が帽子や頭巾から出ていない。鼻と口をマスクで覆っている。作業着の汚れがない。短い爪の清潔な手で、衛生手袋をしている。作業靴を履いている。

【ポイントその1】爪や髪の毛、装飾品などへの対応

フロア担当、調理作業担当を問わず、爪のケアは必須です。爪が長いとお客様に不快感を与えてしまうだけでなく、食中毒の原因となる細菌の温床にもなりやすいので注意が必要です。また、不必要な装飾品は、異物混入や手洗い不足による二次汚染の原因になることもあります。

爪、装飾品の悪い例のイラスト。爪にマニキュアをしている、付け爪をしている、爪が長い状態や、装飾品(指輪・時計・ピアスなど)を付けている状態はNG。

食品への異物混入として多いのは髪の毛です。作業着に着替える前にブラッシングをして抜け毛を取り除きましょう。

髪の毛をブラッシングしているイラスト。髪の毛は1日に平均55本抜ける。

髪の毛はしっかりと帽子の中へおさめましょう。帽子を被っていたとしても、髪の毛が露出していては意味がありません。

  • 三角巾やバンダナの場合はインナーネットを併用しましょう

帽子の被り方の良い例と悪い例イラスト。髪の毛が帽子から露出している状態はNG。髪の毛は帽子の中にしっかりとおさめる。

【ポイントその2】身だしなみ確認

作業着に着替えたあとは、鏡の前で肩やユニフォームに付着していないかチェックし、作業場に入る際には必ずローラー掛けをして髪の毛による異物混入を防止しましょう。帽子や作業着は、毎日専用のものを着用し、清潔に保つこと。衣服が劣化していると、糸クズなどが食品に異物として混入したり、汚れが付いたりして、食中毒をもたらす二次汚染につながる可能性もあります。日々きちんとチェックして、その都度補修するようにしましょう。

鏡で全身を確認している様子のイラスト。後ろ姿までしっかりと確認する。

服にローラーを掛けている様子のイラスト。ローラーは上から下へ向かって掛ける。

【ポイントその3】専用靴への履き替え

作業場内へ汚れや微生物を持ち込まないために、外靴で厨房などの作業場に入らないことが大切です。

入室時の服装の悪い例のイラスト。私服のまま入室している。※作業場入室の際は、作業着などを着用する(調理従事者以外も同様)

入室時の服装の良い例のイラスト。作業着を正しく着用し、専用靴を履いている。

入室時の服装の良い例のイラスト。作業着を正しく着用し、専用靴を履いている。

入室時の服装の良い例のイラスト。作業着を正しく着用し、専用靴を履いている。

【その他】トイレ使用時の注意点

トイレでの汚染を作業場に持ち込まないよう、トイレに行くときはマスクや帽子、作業着またはエプロンを脱ぎ、作業靴を履き替えましょう。トイレの前に、専用の作業着掛けやトイレ用のサンダルを設けることが理想的です。

トイレ前の専用掛けのイラスト。トイレに入る前に専用掛けに作業着を掛けておく。

トイレ用サンダルのイラスト。トイレに入る際は専用サンダルに履き替える。

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