色が変わっていない、変なにおいがしない食べ物であれば食べても食中毒は起こらない。
正解は「× 」です!
食中毒になるかならないかは、必ずしも食品の見た目やにおいで判断はできません。
解説
食中毒とは、食品を介して危険な微生物や、有毒・有害な物質を体に入れることで起こる、腹痛・下痢・嘔吐などの健康被害のことです。
微生物とは目では見えない細菌・ウイルス・カビ・寄生虫などのことです。
微生物には良いもの・悪いもの・危険なものの三種類あります。
・良い微生物…乳酸菌(ヨーグルトなど)や一部のカビ(チーズなど)など人の役に立つ微生物
・悪い微生物…腐敗菌で、通常、人に直接害のない腐敗や悪臭、見た目の変化の原因になる微生物
・危険な微生物…食中毒菌やウイルスなどの病原菌
食中毒菌やウイルスは食品についても、食品の「味」「色」「ニオイ」は変わりません。