「いつかは自分で飲食店を経営してみたい。」そんな夢を持っている人は非常に多くいるでしょう。でも少し厳しい現実をお伝えすると、実は飲食店は開業後2年以内に60%以上のお店が閉店に追い込まれてしまうのです。
個人・法人を問わず、飲食店を開業する場合、少なくとも数百万円、多ければ数千万円も費用がかかるはずです。それだけの費用と手間をかけてせっかく開業した飲食店が、2年以内に潰れてしまうことになったら大変ですよね。借金と苦しい記憶しか残りません。
すぐに閉店に追い込まれてしまう飲食店経営者の共通点は、そのほとんどが「しっかりと準備をせずに、半ばノリと勢いで飲食店を開業してしまった。」というところにあります。
飲食店開業講座では、開業後10年経っても生き残れる飲食店を創れるように様々な考え方やノウハウ、データをご紹介していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
先ほどもお伝えしましたが、すぐに閉店に追い込まれる飲食店のオーナーは、あまりしっかりと準備をしていません。開業のための準備がまだ全くできていない段階で、働いていた会社を急にやめてしまったり、自分が考えている業態だと開業までにいくらくらいの費用や準備が必要かについて、しっかりとシミュレーションせずに構想ばかりを膨らましてしまう方が多いと言えます。
飲食店を開業するまでには、大きく12ほどのステップ、12ヶ月間くらいの期間が必要です。
実際に飲食店を開業するためには、これだけの期間とステップを経て、やっと実現するということになります。「ある日、目が覚めたら急に大好きなカフェを経営したくなったので、思い切ってその日に勤務先に辞表を出しちゃいました。この後のことは、これから考えます。」というような、思いつきや、いきあたりばったりで飲食店を開業しようとしているならば、ほぼ間違いなく失敗してしまうでしょう。
飲食店を開業し、10年後も生き残っていられるかどうかには、開業前の「コンセプト作り」が最も影響すると思われます。「何故、飲食店を開業しようとしているのか?」「誰に対して」「どのような料理・飲みものを提供するのか?」「競合他店との差別化ポイントは何か?」などのコンセプトをしっかりと考えた上で事業計画策定に入らなければ、その後の動きが全て曖昧になってしまうからです。
コンセプト作りは、決して「私はピンクが好きだから内外装全部ピンクの店にする。それ以外は決めない。」 「カフェ巡りが好きだから、カフェをやろう。」などのように、個人の好き嫌いや感覚だけで決めないようにしましょう。
飲食店のコンセプトは7W2Hの視点で決めていくことをおすすめします。
7W2Hの視点の中で最も重要なのが、最初の「何故、何のために自分はその飲食店を開業しようとしているのか」という理由・目的・動機の部分です。「他にやれること、やりたいことが無いから」「親の遺産が入ってなんとなく」などのように、ここに強いご自分の意志がない場合は、飲食店の開業はおすすめできません。
飲食店を開業するまでの12のステップについては、また改めて詳細を解説させていただきますね。
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