まだオープンして1ヶ月も経たないのに、テレビや雑誌の取材が多く入り、メディアで何度も紹介されている某有名レストランの業績は絶好調!でも、6ヶ月が経過するころには、お客様がほとんど入らず、空席だらけになってしまいました。メニューは目新しい、味はおいしい、価格はそこそこリーズナブル。こんな三拍子そろっているお店にお客様が来られなくなった理由は、なんだと思いますか?
結論は、オーナー店長の体臭でした。元々の体質に加え、忙しくて汗をかくことも手伝って、この店の店長は「汗くさい」「ぞうきんみたいなニオイがする」と、お客様から本当の意味で鼻をつままれてしまっていたのです。休みもとらずに必死に働いている店長。頑張れば頑張るほど汗くさくなってしまいます。
デートでこのレストランに来ていたカップルは、外観、内装、メニューを見るまではハイテンションで笑顔でした。が、店長がオーダーを聞きに来た瞬間から顔をしかめ、料理を半分食べた段階で「もう耐えられないね。」と小声でつぶやくと、そのまま残りの料理を食べずに店を出てしまいました。
店舗スタッフも、日々臭いとは思いながらも、店長に向かって言う訳にはいかず・・・・・・。
結果、この店長は周りの全ての人に悪臭を撒きちらしながらも、誰からも指摘をされず、6ヶ月が経過してしまったのです。退店の覚悟を持ったスタッフが本音で打ち明けた頃には、もう手遅れです。「あの店はおしゃれで美味しいけど、くさい。」という評判が立ち、お客様はこの店に寄りつかなくなってしまったのです。
先ほどの店長のように「体臭」だけでなく「口臭」「コロンや香水」、また何日間も着用したユニフォームなども「ニオイ」の原因になります。
などを徹底することで、ニオイの問題も改善されると思います。
また、店舗スタッフ同士でも、他の誰かが少しでも「くさい」と感じた際には、臆さずにしっかりと店長に報告する、などのルールを設けても良いかもしれません。
もちろん、飲食店ですから、一般的な身だしなみにも気を付けるべきです。
髪の毛・・・カラーリングの何番程度だから良い、悪い、ではなく、その人にあった髪の色か、前髪は垂れていないかなどをチェックします。また勤務中に髪を掻きあげたり触ったりする癖はやめさせるよう指導をしましょう。見落としがちなのが、厨房スタッフの髪の毛です。ホールスタッフはバンダナなどをつけているが、厨房スタッフは頭になにもつけていない、という店舗もよくあります。調理時に髪の毛が混入しないよう、また髪を触った手で食材に触れて食中毒を引き起こさないよう、十分注意しましょう。
爪・・・常に短く切っておくことは当然ですが、ネイルやマニキュアも禁止です。フレンチネイルにストーンを1つだけ付けているシンプルなネイルだからお客様には不快感を与えない、などと言う女性もいますが、このストーンが料理の中に混入する危険性もありますので、やめさせたほうが良いですね。
アクセサリー・・・イヤリング、ピアス、ネックレスはもちろん、勤務中はたとえ結婚指輪であっても、外しましょう。指輪は菌が繁殖しやすくなっていて、手指をどれだけキレイに洗ったつもりでも、そこに菌が残ってしまいます。
靴・・・小上がりや座敷がある居酒屋などで多くみられますが、従業員がかかとを踏みつぶした靴を履いていて、歩くたびに「ペタンペタン」と音を鳴らしていることがあります。これを非常に不快に感じられるお客様が多いので、即刻やめさせましょう。また、キッチンにヘルプで入ることのあるホールスタッフの靴は、ドロドロのことが多いです。制服などのクリーニングだけでなく、勤務中に履く靴についても、清潔感のあるものにしましょう。
タトゥー・・・若いお客様の中には「全く気にならない」という人もいますが、やはり料理を提供するスタッフの腕などにタトゥーが入っているのはお客様の不快感につながりかねません。勤務中はタトゥーシールを貼るなどして、隠すようにしてください。
「お客様が飲食店に来なくなる理由」は色々ありますが、ビックリするくらい小さなことがきっかけになることがあります。先ほどからご紹介している「飲食店の身だしなみ」について再度しっかりと自店の状況を確認し、「お客様が黙って遠ざかっていく店」にならないよう注意していきましょう。
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